第2回世界インターネット大會(huì)は15日、中國のインターネットの発展成果をテーマとした記者會(huì)見を開催した。そこで発表された「中國インターネット発展20年報(bào)告」によると、20年間の発展の道のりを経て、中國は今、ネット大國からネット強(qiáng)國へと邁進(jìn)しつつあり、世界のネットの発展に中國ならではの貢獻(xiàn)を行い、中國ならではの経験を生み出しているという。中國青年報(bào)が伝えた。

▽中國のネットユーザー規(guī)模は世界一

統(tǒng)計(jì)によると、2015年7月末現(xiàn)在、中國のネットユーザー數(shù)は6億6800萬件に達(dá)し、規(guī)模は世界一だ。サイト數(shù)は約413億7千萬サイトで、ドメイン數(shù)は2230萬件を超え、このうち「.CN」ドメイン數(shù)は約1225萬件を數(shù)え、世界の國別コードトップレベルドメインの中で2番目に多い。また中國には世界最大規(guī)模の第4世代移動(dòng)通信規(guī)格（4G）ネットワークが構(gòu)築されており、4Gユーザーは2億5千萬件を超える。

▽ネット小売取引額は世界一

同報(bào)告によれば、國內(nèi)総生産（GDP）に占めるネット経済の割合が上昇を続けている。15年1～10月の中國のネット小売総額は2兆9500億元（1元は約121.8円）に上り、ネット小売取引額の規(guī)模は世界一に躍進(jìn)した。モバイルショッピングの発展が急速で、モバイルネットショッピングの利用者は2億7千萬人に達(dá)した。

また同報(bào)告によると、通信販売がネット経済の発展を牽引し、中國のネット小売取引規(guī)模が世界を牽引し、中國は世界一のネット小売市場になった。15年のショッピングイベント「ダブル11」（11月11日）では、アリババ（阿里巴巴）系プラットフォームの當(dāng)日の取引額だけで912億元に達(dá)した。

このほか海外通販が勢(shì)いよく発展しており、14年の小売取引額は4492億元で、同44％増加した。