農(nóng)協(xié)の金融事業(yè)は主に3つの層からなる。まずは底の部分に當(dāng)たる市町村レベルのJAバンクで、農(nóng)家に直接貸出を行う。真ん中は都道府県レベルの信用農(nóng)業(yè)協(xié)同組合連合會(huì)、トップには全國(guó)的な農(nóng)業(yè)金融機(jī)関で上記各機(jī)関を會(huì)員に擁する農(nóng)林中央金庫(kù)がある。
この3層の機(jī)関の間には行政上の所屬関係はなく、それぞれが自主運(yùn)営し、獨(dú)立して決算を行うが、上級(jí)機(jī)関が下級(jí)機(jī)関の事業(yè)を指導(dǎo)することは可能だ。下級(jí)機(jī)関が資金繰りに困った時(shí)は、上級(jí)機(jī)関が支援する。3機(jī)関が多層的な相互扶助の金融システムを形成し、日本の農(nóng)林水産業(yè)の発展に充実した金融サービスを提供する。
日本の農(nóng)家のほとんどは兼業(yè)だが、各戸の平均所得は多く、全國(guó)の農(nóng)家の平均所得は都市部住民の平均所得を上回る。農(nóng)家の資金は日本の農(nóng)協(xié)システムの金融機(jī)関に預(yù)けられており、日本の農(nóng)協(xié)金融の資金規(guī)模は日本最大の商業(yè)銀行に匹敵する。
2015年10月末現(xiàn)在、日本の農(nóng)協(xié)金融システムの預(yù)金殘高は95兆7千億円に達(dá)し、日本の農(nóng)林水産業(yè)の経済発展にとって最も直接的な資金源となっている。日本の農(nóng)協(xié)金融機(jī)関は日本の農(nóng)村金融で著しく立場(chǎng)にある。たとえば農(nóng)協(xié)の総合事業(yè)により農(nóng)産品を擔(dān)保にした融資が可能になる、農(nóng)業(yè)信用保証保険制度などの信用補(bǔ)完システムを柔軟に活用する、信用農(nóng)業(yè)協(xié)同組合連合會(huì)が資金の余剰と不足を調(diào)節(jié)できる、金融機(jī)関の健全性と完備性を備えている、などの強(qiáng)みがある。
日本の広大な農(nóng)村には、相互扶助型金融と政策的金融だけでなく、一般の商業(yè)金融もあり、農(nóng)業(yè)発展資金の不足を補(bǔ)っている。ただ一般商業(yè)金融は貸出條件や金利での要求が農(nóng)村金融よりも高いため、農(nóng)家の多くは相互扶助型金融と政策的金融で足りない部分がある場(chǎng)合にしかこれを利用せず、シェアはそれほど高くない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月1日
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