「中國語がお上手ですね」との司會(huì)者の稱賛に「そんなことないですよ」と謙遜する米國のバラク?オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の異母兄弟の弟?マーク?オバマ?デサンジョ氏。自伝「Nairobi to Shenzhen(ナイロビから深センへ)」に続き、マーク氏は今回、自伝「ケニアを出てからの、私と家族の奮闘」を刊行し、北京の人気観光スポット故宮近くの「西華書房」で出版発表會(huì)を開いた。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
中國のネット上では、深センに在住するマーク氏は串焼き肉を売っているという噂があった。マーク氏が深セン在住なのは間違いはないが、串焼き肉を売っているというのは事実ではない。実はマーク氏は、アーティストを志しており、ピアノが得意で、作家や音楽家になることが夢(mèng)だという。マーク氏は2002年に米國から深センにやってくると、まず中學(xué)校(中高一貫校)で英語の教師をし、その後は貿(mào)易のコンサルティング會(huì)社を起こし、経営を少しずつ軌道に乗せ、その地位を築いてきた。中國に來たばかりの時(shí)、マーク氏は慈善事業(yè)にも目を向け、定期的に孤児院でピアノも教えてきた。また、旅行や中國伝統(tǒng)文化の研究も好きで、出版発表會(huì)の會(huì)場では、「百計(jì)千心」と筆で書き、その書道の腕前を披露し、會(huì)場を盛り上げた。
今回出版した「ケニアを出てからの、私と家族の奮闘」については「日常生活のちょっとしたことを書いた」とし、「父親と息子、兄弟、母親と娘、姉妹の関係についての思いを書きたくてこの本を出版した。多くの人に僕と僕の家族について知ってもらいたい」と語った。
マーク氏というと、兄のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)に関する話題は避けられない。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は父親の2番目の妻との間に生まれ、マーク氏は3番目のとの間に生まれた。そんな2人が初めて顔を合わせたのは1988年だったという。會(huì)場であがった「今の成功は、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)のおかげでは」という質(zhì)問に対してマーク氏は「中國人は私を歓迎してくれているので兄の威光ではない」と短く答えた。また「大統(tǒng)領(lǐng)に立候補(bǔ)した時(shí)には中國の兵法書『兵法三十六計(jì)』を兄にプレゼントした。兄にはプロフェッショナルな選挙チームがサポートしているが、私にもできることをしてあげたかったから」と大統(tǒng)領(lǐng)選挙の際にはサポートを惜しまなかったと明かした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月11日
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