中國商務部(省)鐘山部長が15日、東京の経済産業(yè)省庁舎で、世耕弘成経済産業(yè)大臣と會談した。鐘山部長が商務部部長に就任以降日本を訪問したのは今回が初めて。人民網(wǎng)が報じた。
鐘山部長は冒頭に、「中國は長期にわたって、日本との両國関係の発展を非常に重視しており、中國と日本の経済貿(mào)易における実務的な協(xié)力の発展は両國関係の基盤であると考えている。健全で安定した中日関係は両國の利益にマッチしており、地域の繁栄や安定、発展にもつながる」と強調(diào)した。
鐘山部長は會談で、「昨年11月、両國の首脳が中日関係を改善し発展させる面で共通の認識に達し、中日の経済貿(mào)易協(xié)力は改善に転じた。17年、両國間の貿(mào)易は3000億ドル(約32兆円)規(guī)模に回復し、日本の対中投資も急速に回復している。中國は越境EC、モバイル決済、シェアリングエコノミーなど、新しい経済スタイルの分野の対日投資が増え、訪日中國人観光客は前年比15%増の延べ730萬人を超えた。今年は中國改革開放40周年で、中日平和友好條約締結40周年でもある。雙方が両國首脳の共通の認識を著実に実行し、重點分野の実務的協(xié)力を強化し、両國間の経済貿(mào)易関係のクオリティ、効率向上、高度化を牽引しなければならない」と指摘した。
そして、中日貿(mào)易投資の協(xié)力を深化させるために以下の6點を提案した。
一、両國の首脳は、中日が「一帯一路(the Belt and Road)」の枠組內(nèi)でサードパーティーマーケットにおいて協(xié)力を展開するという重要な共通の認識を積極的に実行する。
二、共に実際の行動で多國間貿(mào)易體制を支持し、保護貿(mào)易主義に斷固として反対する。
三、雙方はハイエンド製造やイノベーションなどの分野での協(xié)力を強化する。
四、第一回中國國際輸入博覧會に日本を招待する。
五、雙方はサービス貿(mào)易の分野での協(xié)力を強化する。
六、中日韓自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)の交渉を加速させ、現(xiàn)代的で網(wǎng)羅的、ハイクオリティ、ウィンウィンの東アジア地域包括的経済連攜(RCEP)を一日も早く実現(xiàn)できるよう取り組む。
世耕大臣は、「日本は、習近平主席がボアオ?アジアフォーラムで発表した重大な開放策を高く評価しており、中國とサードパーティーマーケットを共に開発する道を模索し、ハイエンド製造、サービス貿(mào)易などの分野の協(xié)力を深化させ、FTA交渉推進に取り組み、RCEPの交渉が年內(nèi)に実質的進展を得ることができるよう最善を盡くすことを望んでいる。そして、多國間貿(mào)易體制を積極的に守ることを望んでいる。保護貿(mào)易策は誰にとってもメリットはなく、世界貿(mào)易機関(WTO)の枠組み下で中國との協(xié)力を強化することを望んでいる。日本は今後、日本の企業(yè)が中國國際輸入博覧會に參加するよう積極的に取り組む。日本企業(yè)の展示スペースは計1萬平方メートルに達すると見られている」と述べた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月16日
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