スマートホームの普及に伴い、ますます多くの家庭で掃除ロボットの姿を目にするようになってきている。しかし掃除ロボットさえあれば、本當(dāng)に掃除する必要はないのだろうか?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)家用電器研究院院長(zhǎng)補(bǔ)佐の梅暁春氏によると、掃除ロボットの掃除能力は主に、カバー率と清潔度という2つの指標(biāo)によって決まる。カバー率とは、掃除中に掃除漏れが存在するか否かを示す掃除ロボットのスマート化水準(zhǔn)の高低を判斷する重要な指標(biāo)となり、「清掃カバー率は清潔度の度合いを左右し、両者は相互補(bǔ)完する」としている。

梅氏は、「ランダム走行は、一度掃除した場(chǎng)所をもう一度掃除し直すことで効果を高めるというメリットがあるが、やや時(shí)間がかかる。ルート計(jì)畫は通常、自己位置推定と環(huán)境地図作成を同時(shí)に行うSLAM技術(shù)を使用する。同システムを搭載するロボットは自分がどこにいるか、周辺環(huán)境はどのようになっているのかを理解し、今後どのように自主的に行動(dòng)するべきかを知る」と説明した。一般的な掃除ロボットのSLAMシステムには、レーザーレーダーと視覚認(rèn)識(shí)の2種類があり、後者は薄暗い環(huán)境だとミスを犯しやすい。アルゴリズムが優(yōu)れていればカバー率が上がるが、高カバー率を前提とし除塵能力を見ることで、スマートロボットの発展のすう勢(shì)を見ることができる。

また掃除ロボットを選ぶ際には、ロボットの吹き出し口の方向に注意し、地面に直接吹き付けることで二次汚染を引き起こすタイプの商品を避けるほか、フィルターやブラシ、ローラーブラシといった消耗品について、購(gòu)入前に使用期限をチェックし、ランニングコストを抑えることを心がけた方が良い。梅氏は、「掃除ロボットが家庭內(nèi)のすべての死角を完全に掃除することはないので、掃除ロボットさえ購(gòu)入すれば、人間は全く掃除をしなくていいという訳ではない」とした。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月16日