外交部(外務(wù)省)ウェブサイトによると王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)(外相)は15日に訪日し、日本の河野太郎外相と會(huì)談した。
王氏は「中日関係は改善の勢(shì)いを呈すと同時(shí)に、複雑で敏感な要素もいくつか抱えている。今回招待を受けて訪日したのは、日本側(cè)がこのところ見(jiàn)せている前向きな対中政策に応じるためだ。両國(guó)関係を正常な軌道へ戻すための重要な一歩とし、次の段階の両國(guó)上層部の接觸のための環(huán)境を整え、その準(zhǔn)備を進(jìn)めたい」と表明した。
王氏は「今年は中日平和友好條約締結(jié)40周年であり、『中日共同宣言』発表20周年、『戦略的互恵関係の包括的推進(jìn)に関する中日共同聲明』発表10周年でもある。雙方は『初心を忘れず、基礎(chǔ)を固め、歴史を鑑として、共に未來(lái)を築き』、両國(guó)関係の正しい方向に沿った長(zhǎng)期安定発展を推し進(jìn)めるべきだ。両國(guó)関係の改善は新たなチャンスを迎えるとともに、新たな試練に直面してもいる。中日間の4つの基本文書(shū)の原則と精神を順守し、歴史を正しく受け止め、『一つの中國(guó)』原則を順守し、『互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならない』というコンセンサスを確実に実行し、両國(guó)関係が再び起伏に満ちた回り道をしないようにする必要がある。新たな情勢(shì)に適応し、新たな出発點(diǎn)において中日互恵協(xié)力の質(zhì)的向上と高度化を推し進(jìn)め、省エネ?環(huán)境保護(hù)、科學(xué)技術(shù)革新、先端製造、財(cái)政金融、シェアリングエコノミー、醫(yī)療、高齢者福祉などの分野を重點(diǎn)に互恵協(xié)力を深める必要がある。より広範(fàn)な人的?文化的交流を?qū)g施し、両國(guó)民間の友好の基礎(chǔ)を固め続ける必要がある。共に地域経済統(tǒng)合プロセスを推し進(jìn)め、中日韓3者協(xié)力を推し進(jìn)め、東アジアの経済協(xié)力に新たな原動(dòng)力を與える必要がある。経済のグローバル化と自由貿(mào)易體制を維持し、アジア運(yùn)命共同體と人類(lèi)運(yùn)命共同體の構(gòu)築に共に盡力する必要がある。中國(guó)側(cè)は日本側(cè)が『一帯一路』共同建設(shè)に參加し、これを両國(guó)協(xié)力の新たな成長(zhǎng)源とすることを検討していることを歓迎する」と述べた。
河野氏は「王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)の今回の訪日は日中関係改善の重要な象徴だ。日本側(cè)は現(xiàn)在のチャンスを捉え、日中関係のたゆまぬ前向きな発展を推し進(jìn)めることを希望する。日本側(cè)は李克強(qiáng)総理による日中韓サミットへの出席及び公式訪日を切に期待し、歓迎する。日本は日中間の4つの基本文書(shū)の定めた原則を堅(jiān)持し、平和的発展路線を堅(jiān)持し、専守防衛(wèi)を堅(jiān)持する。この政策が変わることはない。日本側(cè)は日中関係を非常に重視しており、日中平和友好條約締結(jié)40周年を契機(jī)に、『互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならない』というコンセンサスを?qū)g行に移し、上層部交流を緊密化し、政治的相互信頼を増進(jìn)し、実務(wù)協(xié)力を拡大し、國(guó)際協(xié)力を強(qiáng)化したい。WTOのルールを基礎(chǔ)とする世界の自由貿(mào)易體制を維持し、現(xiàn)在の世界経済成長(zhǎng)の勢(shì)いを維持し、地域経済協(xié)力の一層の発展を推し進(jìn)めたい」と表明した。
両氏は朝鮮半島情勢(shì)など関心を共有する國(guó)際?地域問(wèn)題についても踏み込んで意見(jiàn)交換した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月16日
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