2020年に日本で五輪が開(kāi)催される。日本はこれを契機(jī)に「観光立國(guó)」戦略を確立し、経済発展の重要な柱に據(jù)え、20年の外國(guó)人観光客受入數(shù)をのべ400萬(wàn)人、観光収入を8兆円とする目標(biāo)を打ち出した。「経済參考報(bào)」が伝えた。
日本の財(cái)務(wù)省が今月9日に発表した今年2月の國(guó)際収支狀況(速報(bào))によると、同月は中國(guó)の春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)連休期間にあたったことから訪日観光客が大幅に増加し、その影響で日本の旅行収支(國(guó)際観光収支)の黒字は1783億円に達(dá)し、2月の統(tǒng)計(jì)として過(guò)去最高を更新した。今年1~2月の黒字を合わせると3570億円に達(dá)し、前年同期比40%の増加で、ここから観光産業(yè)の収入が日本経済の景気不景気に大きな影響を與えることがわかる。日本のシンクタンク?大和総研のシニアエコノミストは、「円高が訪日観光コストの上昇を招くリスクはあるが、今後しばらくは外國(guó)人観光客の日本での消費(fèi)能力は上昇傾向が続くだろう」と予測(cè)する。
日本の観光庁が発表したデータをみると、17年の訪日外國(guó)人観光客數(shù)はのべ2869萬(wàn)人に上り、前年比19.3%増加し、5年連続で過(guò)去最高を更新した。観光市場(chǎng)をみると、昨年の訪日外國(guó)人観光客の消費(fèi)額は4兆4161億円に達(dá)し、同17.8%増加し、初めて4兆円の大臺(tái)を突破した。だが日本政府はこの現(xiàn)狀にはまだ満足していない。同庁の田村明比古長(zhǎng)官は、「昨年の訪日外國(guó)人観光客數(shù)は相対的に緩やかに増加したが、消費(fèi)額を増やすためにはまだやるべきことがたくさんある」と述べている。
訪日観光客の供給でも消費(fèi)の寄與度でも、中國(guó)大陸部がトップに立つ。昨年に日本を訪れた大陸部からの観光客はのべ735萬(wàn)5800人に達(dá)し、同15.4%増加した。大陸部観光客は一日あたり平均消費(fèi)額が1萬(wàn)6946円に達(dá)し、外國(guó)人の日本における消費(fèi)総額のうち3分の1以上を占めた。
日本旅行業(yè)協(xié)會(huì)(JATA)海外旅行推進(jìn)部の権田昌一部長(zhǎng)は、「中國(guó)と日本は歴史的なつながりが深く、見(jiàn)た目も似ており、漢字も通じ合う。日本の仏教も漢字も食べ物も農(nóng)業(yè)も、ほとんどが中國(guó)から伝わってきたものだ。旅行は雙方の相互理解を増進(jìn)する上でプラスになる。日本人は中國(guó)人観光客が日本を旅行で訪れることに感激で胸がいっぱいになっている」と話す。
中國(guó)観光局駐東京事務(wù)所の王偉代表は、「現(xiàn)在の訪日中國(guó)人観光客は旅行の形態(tài)でも消費(fèi)スタイルでもこれまでと違ってきている。旅行の目的地が大都市から地方都市に変わったり、個(gè)人旅行といえばフリーツアーが主流になったりし、泊まるところもホテルから民泊へという勢(shì)いが強(qiáng)い。電器製品のショッピングがぐっと減り、醫(yī)薬品、化粧品、文房具、雑貨の消費(fèi)が盛んになり、ドライブ旅行のニーズも伸びている」と説明した。
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