団地の管理者が宅配員を建物に入らせず、受取の際には自分で外に出なければならない。この「宅配の最後の1キロ」問題が、ついに解消される見通しになった。海淀區(qū)入居企業(yè)が開発した宅配ロボットは、清華大學(xué)や中関村智造大街、複數(shù)の閉鎖された団地內(nèi)で7000キロの路上試験と調(diào)整を行い、すでに小規(guī)模の量産化を?qū)g現(xiàn)しており、今年6月にも北京市の一部団地で使用される見通しだ。送料のコストは人が運(yùn)ぶ場(chǎng)合の1.5元(1元は約17円)から1元以下に下がる。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。
6つの車輪を持ち、高さは1メートルほどで、30キロの荷物を積むことができる。また?jī)A斜35度の坂を登り、速度は時(shí)速12キロに達(dá)し、8時(shí)間連続で走行できる。測(cè)位の誤差は1?3センチ。清華大學(xué)南門の外、中関村智造大街D棟の北京真機(jī)智能科技有限公司で、記者はかわいらしい外観の宅配ロボットを目にした。
同社の創(chuàng)業(yè)者である劉智勇CEOによると、「真機(jī)小黃馬」という名のこのロボットは閉鎖された団地內(nèi)の「最後の1キロ」問題を解消するため設(shè)計(jì)されたスマート配送ロボットだ。利用者が攜帯電話を使い配達(dá)時(shí)間と配達(dá)先を入力すると、「體內(nèi)」に小包を積んだロボットが自主的に時(shí)間通りに送り屆ける。攜帯電話でコードをスキャンし商品を受け取ることができ、スピーディーで安全だ。
宅配ロボットには、レーザーレーダーやカメラ、センサーなど、一連の高級(jí)「裝備」が取り付けられている。中核技術(shù)の一つである測(cè)位技術(shù)について、同社は「マルチレーザーレーダー+GPS+慣性航法」などの、複數(shù)のセンサーを融合させた測(cè)位プランを採(cǎi)用し、正確な測(cè)位と自主ナビゲーションを?qū)g現(xiàn)した。複數(shù)のレーザーレーダーを搭載しているため、夜間でも自主的に走行し、24時(shí)間の配送を?qū)g現(xiàn)できる。道路狀況の変化、歩行者が多いといった複雑な環(huán)境について、ロボットはカメラを使い歩行者や車両を観察し、レーザーレーダーにより障害物を識(shí)別する。そしてディープラーニングを採(cǎi)用した環(huán)境モデリング技術(shù)で歩行者と物體を識(shí)別し、障害物回避の精度を高めていく。
これほどかわいらしいロボットが外を走った場(chǎng)合、どのように盜難を防止すればいいのだろうかという疑問に同社スタッフは、「GPSカメラと音聲警報(bào)システムがあり、もし誰かが抱きかかえて持ち去ろうとした場(chǎng)合は、アラーム音を発する」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月9日
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