外交部の華春瑩報道官(資料寫真)
外交部(外務省)の華春瑩報道官は5日、米指導者によるいわれなき対中非難について「全く根拠のない、是非を混同したでっち上げだ」と指摘した。新華社が伝えた。
【記者】ペンス米副大統(tǒng)領は4日夜のシンクタンクでの講演で、中國が米國の內政と選挙に干渉していると主張し、中國の國內政策と対外政策にいわれなき非難を加えた。これについてコメントは。
【華報道官】この発言は中國の國內政策と対外政策に対して様々ないわれなき非難を加え、米國の內政と選挙に干渉していると中國を誹謗しており、全く根拠のない、是非を混同したでっち上げだ。中國側は斷固として反対する。
中國國民は中國の特色ある社會主義に強い自信を持っている。これが中國の國情に合い、國家の富強と國民の幸福を実現(xiàn)する成功の道であることは、すでに歴史と現(xiàn)実が証明している。これについて最も発言権があるのは中國國民だ。中國は斷固として揺るがず改革の全面的深化、対外開放の拡大を推し進める。中國の発展は主に中國國民全體の自らの勤勉な努力によるものであり、世界各國との互恵協(xié)力のおかげでもあるが、他者から與えられた施しや恵みでは斷じてない。中國國民が中國の特色ある社會主義の道に沿って斷固として揺るがず歩んで行き、さらに大きな成果を得るのを阻むことは誰にもできない。事実を歪曲しようとする者はみな、頭を無駄遣いするだけだ。
中國は終始変らずに平和的発展の道を歩み、平和共存五原則を基礎に各國との友好協(xié)力関係の発展に盡力し、人類運命共同體の構築を後押しする。中國は常に世界平和の建設者、世界発展の貢獻者、國際秩序の維持者だ。世界各地での中國の経済?外交活動は各國からあまねく歓迎されており、われわれの友人は世界中にいる。中國は他國の利益を犠牲にして自らの発展を図ることは斷じてないが、自らの主権、安全、発展上の利益は斷固として守る。米側が中米間の正常な交流?協(xié)力を中國側による米國の內政と選挙への干渉と言いなすのは、極めてでたらめだ。中國はかねてから內政不干渉の原則を堅持しており、米國の內政と選挙に干渉することにも全く興味がない。何かというと他國の主権を侵害し、他國の內政に干渉し、他國の利益を損なっているのが一體どの國なのか、國際社會の目にはとうに明らかだ。中國に対するいかなる悪意ある誹謗も徒労だ。
中國の対米政策は一貫した、明確なものだ。われわれは米側と共に努力して、非衝突?非対立、相互尊重、協(xié)力?ウィンウィンを実現(xiàn)すべく盡力している。われわれは米側に対して、過ちを正し、いわれなき対中非難?誹謗を止め、中國側の利益と中米関係を損なうことを止め、中米関係の健全で安定した発展を実際の行動で維持するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月5日
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