花が咲き誇り、新緑が美しい4月。北京では、第9回北京國際映畫祭のイベント「北京?日本映畫週間」のオープニングセレモニーが14日に、北京英皇電影城で開催され、中國電影ホールディングスの喇培康?董事長や日本の河野太郎外務(wù)大臣、北京電影學(xué)院高精尖センターの侯光明センター長、日中文化交流協(xié)會の栗原小巻副會長、日本映畫代表団が出席して、挨拶した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

今年は中日青少年交流促進(jìn)年ということもあり、北京國際映畫祭はこれまでの伝統(tǒng)を引き継ぐ形で、「北京?日本映畫週間」を開催し、日本の最新作や話題作となっている映畫6作品を今月12日から20日まで上映する。今回上映されるのは「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「エリカ38」、「あいあい傘」、「九月の戀と出會うまで」、「そらのレストラン」、「雪の華」の6作品。

河野外務(wù)大臣は挨拶の中で、「40年前に中國で日本映畫祭が行われた時(shí)に、日本の映畫が、多くの中國の方々の心を捉えた。昨年、日中両國は映畫共同製作協(xié)定に調(diào)印した。今後、さらに多くの合作映畫や獨(dú)立製作した映畫が相手國で上映されると信じている。今年は日中青少年交流促進(jìn)年。映畫や漫畫は、青少年の心の交流を促進(jìn)する架け橋となっている。皆さんが映畫を見た後に、その映畫が撮影された場所に実際に足を運(yùn)び、両國の人と人の交流、親睦が続くことを願っている」と語った。

開幕イベントのオープニング上映作品は、前田哲監(jiān)督がメガホンを取り、大泉洋、三浦春馬、高畑充希などが出演している感動作「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」。筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物?鹿野靖明さんの姿を描いた感動作で、俳優(yōu)の大泉洋が鹿野さんの役を演じる。同作品でワガママな鹿野が高畑充希演じるボランティアや三浦春馬演じる醫(yī)學(xué)生と、笑いあり、涙ありのストーリーを展開する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月15日