最近、米國の一部は世界の至る所で「われわれは『不公平な待遇』を受けている」「中國は『不公平な優(yōu)勢』を得ている」「中國は『米國の知的財(cái)産権を盜んでいる』」と訴えている。腐心してでっちあげたこうした「中國が知的財(cái)産権を竊盜」論は、実際には自國が経済?貿(mào)易摩擦を大々的に引き起こし、中國の発展を抑圧し、阻止することを「正義」に見せかけるためのものだ。(人民日報(bào)「鐘聲」國際論評)
過去2年間、米側(cè)は知的財(cái)産権の問題を再三騒ぎ立て、根も葉も無い対中非難をしてきた。2018年3月に米國は中國に対する301條調(diào)査報(bào)告書を発表し、「中國には知的財(cái)産権分野で米國の利益を損なう行為がある」と主張した。米側(cè)は休むことなく騒ぎ立て続けており、最近も米高官が「中國の知的財(cái)産権竊盜行為は経済貿(mào)易交渉に試練をもたらしている」と述べた。しかし、事実は事実であり、噓が真実に取って代わることはできないのであり、全く根拠のない「中國が知的財(cái)産権を竊盜」といった妄言を、誰が信じるだろうか?
ある米高官は、中國が米國の知的財(cái)産権「數(shù)千億ドル」相當(dāng)を竊取したとまことしやかに語った。このような數(shù)字をどう算出したのか、人々には見當(dāng)もつかない。憶測で出したのだとしか言えないだろう。例えば「301條調(diào)査」では、米國自身が當(dāng)事者、警察、検察官、陪審団、裁判官を兼務(wù)して、根も葉も無い空想のみを根拠に、一方的に他國の知的財(cái)産権の狀況について審判し、非難し、したい放題の事をして、ありもしない事を捏造した。この何が公正なのか?米側(cè)はこれをよく分かっており、自らの不當(dāng)な行為に、見かけだけは堂々とした口実をつけたいだけだ。
知的財(cái)産権の保護(hù)を強(qiáng)化する。これは知的財(cái)産権保護(hù)制度整備の最も重要な內(nèi)容であり、中國の経済競爭力を高める最大のインセンティブでもある。數(shù)10年間のたゆまぬ努力を経て、社會観念から法治環(huán)境まで、さらには実際の保護(hù)の取り組みまで、中國の知的財(cái)産権保護(hù)は飛躍的進(jìn)歩を遂げ、顕著な成果を挙げてきた。これは世界が認(rèn)めている。とっくに受動的なものから能動的なものへと変わった。
中國はすでに、比較的整った、高水準(zhǔn)の知的財(cái)産権法體系を構(gòu)築し、知的財(cái)産権の司法保護(hù)を強(qiáng)化し続け、知的財(cái)産権事件、特に特許事件の審理件數(shù)が最も多い國となっている。2018年に中國が外國に支払った知的財(cái)産権関連費(fèi)は358億ドルに上り、世界第4の特許輸入國となった。アップル対クアルコムの特許料をめぐる爭いで、両者が相次いで中國で大量の訴訟を起こしたことは人々の記憶に新しいだろう。米國企業(yè)は、中國が知的財(cái)産権を保護(hù)することへの信頼を、実際の行動で世界に告げた。
公道は自ずと人心に在り。中國の努力を認(rèn)める聲が次第に高まっている。英エコノミスト誌電子版は「中國の知的財(cái)産権保護(hù)は近年飛躍的に改善された。中國は知的財(cái)産権の竊盜者ではなく、保護(hù)者だ」と指摘した。2016年以前の米政府報(bào)告でさえ、知的財(cái)産権の保護(hù)における中國の成果を肯定していた。だが過去2年間、米國の一部は事実を無視してきた。彼らは知的財(cái)産権の保護(hù)を口実に、実際には政治的弾圧をしていると言うほかない。知的財(cái)産権は本來各國が革新?協(xié)力する橋であるべきだが、米側(cè)の手にわたると、政治的道具、他國を抑え込む武器となっている。
中國の改革開放の過程で、多くの外國企業(yè)が自社の利益のため、中國企業(yè)と技術(shù)協(xié)力を行った。これは市場契約行為であり、外國企業(yè)が大きな利益を得たのは周知の通りだ。たとえ知的財(cái)産権の保護(hù)に問題が生じても、法的ルートを通じて自ら解決することが完全にできる。米側(cè)が知的財(cái)産権の圧力を振りかざすのは、知的財(cái)産権と信用意識の否定、契約精神の否定、市場法則の否定だ。事実は雄弁に勝り、真理は世界中で通用する?!父`盜」によって現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)した國は世界に1つもない。中國の発展は中國人が著実な取り組みによって成し遂げたものなのだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月20日