第11回中米閣僚級(jí)経済貿(mào)易協(xié)議が9、10両日にワシントンで行われた。中米包括経済対話の中國側(cè)トップを務(wù)める劉鶴副総理（中共中央政治局委員）は協(xié)議後、メディアに「中米関係は非常に重要だ。経済?貿(mào)易関係は中米関係の『バラスト』と『スクリュー』であり、両國関係のみならず世界の平和と繁栄にも関わる。雙方にとって唯一の正しい選択は協(xié)力だ。だが協(xié)力には原則があり、重大な原則の問題において中國側(cè)は決して譲歩しない」とした。新華社が伝えた。

劉氏は「中國側(cè)は今回誠意をもってワシントンでの協(xié)議に臨み、米側(cè)と率直で建設(shè)的な意見交換をした。雙方は協(xié)議を進(jìn)め続けることで合意した。中國側(cè)は追加関稅という米側(cè)のやり方に強(qiáng)く反対する。これは中國にとっても、米國にとっても、世界全體にとってもマイナスであり、中國側(cè)は必要な対抗措置を取らざるを得ない」と指摘。

「雙方間の合意は平等で互恵的なものでなければならない。重大な原則の問題において中國側(cè)は決して譲歩しない?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で雙方は多くの面で重要な共通認(rèn)識(shí)にいたっているが、中國側(cè)の懸念する3つの核心的問題が解決されなければならない。第1に、追加関稅を全て撤廃することだ。関稅は雙方間の貿(mào)易紛爭の出発點(diǎn)であり、合意に達(dá)しようとするのなら、追加関稅を全て撤廃しなければならない。第2に、貿(mào)易購入數(shù)量は実際に合致する必要がある。雙方はすでにアルゼンチンで貿(mào)易購入數(shù)量について共通認(rèn)識(shí)を形成した。恣意的に変えるべきではない。第3に文書の均衡性を改善する。どの國にも尊厳がある。合意文書は均衡あるものでなければならず、依然として議論の必要な鍵となる問題がいくつかある。昨年以來、雙方の交渉には逆戻りが數(shù)回生じ、いくつかの曲折があった。これらは正常な事だ。雙方の交渉は依然進(jìn)行過程にあり、『後退』と恣意的に非難するのは無責(zé)任だ」と強(qiáng)調(diào)した。

また「中國にとって最も重要なのは自らのことをしっかりと行うことだ。中國は國內(nèi)市場の需要が巨大で、供給側(cè)構(gòu)造改革の推進(jìn)は製品と企業(yè)の競爭力を全面的に高める。財(cái)政?金融政策には依然十分な余地があり、中國経済の將來は非常に楽観できる。大國発展の過程においていくつかの曲折が生じるのは良いことで、われわれの能力が検証される。習(xí)近平同志を核心とする黨中央の強(qiáng)固な指導(dǎo)の下、われわれが信念を固め、共に努力しさえすれば、いかなる困難も恐れるに足らず、必ずや持続的で健全な経済発展という良好な態(tài)勢(shì)を保つことができる」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月13日