中國の馬朝旭國連大使は17日、ニューヨークの國連本部で「中米経済貿(mào)易関係」に関するブリーフィングを行った。馬大使は2018年3月に米國が一方的に摩擦を引き起こして以來の中米協(xié)議の狀況を全面的に述べ、事実を明らかにし、中國側(cè)の立場を表明し、米側(cè)の不當(dāng)な非難に反論した。國連加盟國及び國際機(jī)関の代表計(jì)100人余りが出席した。新華社が伝えた。
馬大使は「中米関係は非常に重要だ。経済貿(mào)易関係は両國関係の『バラスト』であり『スクリュー』であり、両國関係に関わるだけでなく、世界の平和と繁栄にも関わる。雙方にとって唯一の正しい選択は協(xié)力だ。だが協(xié)力には原則があり、重大な原則問題で中國側(cè)が譲歩することは斷じてない。中米経済貿(mào)易摩擦のエスカレートは完全に米側(cè)が貿(mào)易覇権主義を推し進(jìn)めた結(jié)果であり、責(zé)任は完全に米側(cè)にある。追加関稅という米側(cè)のやり方に中國側(cè)は強(qiáng)く反対する。これは中國にとってマイナスであり、米國にとってマイナスであり、世界全體にとってもマイナスだ。追加関稅はいかなる問題の解決にもならない。われわれは米側(cè)が中國側(cè)と共に努力し、向き合って進(jìn)み、相互尊重と平等性を基礎(chǔ)に、互いの理にかなった懸念を解決し、互恵?ウィンウィンの合意を目指すことを希望する。雙方間の合意は平等で互恵的なものでなければならず、中國側(cè)の3つの核心的懸念が解決されなければならない。協(xié)議は誠意あるものでなければならず、原則を重んじ、約束を守らなければならない」と述べた。
また「中國経済は一貫して落ち著いた成長を保ち、積極的な好転基調(diào)を示している。米國の保護(hù)貿(mào)易主義措置は中國経済に一定の影響を與えうるが、中國にはいかなる外的リスク?試練も防ぎ止める自信と能力がある。われわれは中國経済の將來への自信に満ちている。中國は引き続き自らのペースで、自らのタイムテーブルとロードマップに基づき、改革開放を揺るぎなく推し進(jìn)め、質(zhì)の高い経済発展を揺るぎなく推し進(jìn)め、中國経済の長期安定的発展を?qū)g現(xiàn)する」と述べた。
馬大使はさらに、米側(cè)のいわゆる「中國は技術(shù)移転を強(qiáng)制し、知的財(cái)産権を盜んでいる」といった誤った主張に対して、中國側(cè)の立場を全面的に明らかにし、明確な説明と反論を行った。
馬大使は最後に「中米両國にとって唯一の正しい選択は協(xié)力であり、ウィンウィンであって初めてより良い未來へと通じることができる。われわれは米側(cè)が中國側(cè)と共に努力して、協(xié)調(diào)?協(xié)力?安定を基調(diào)とする中米関係を共に推進(jìn)することを希望する。中米雙方が互いの核心的懸念を尊重し、相互尊重と平等互恵を原則に向き合って協(xié)力の道を歩んで初めて道は広がり、中米経済貿(mào)易問題は正しい軌道に沿って効果的に解決され、中米関係は長期安定的に発展し、両國民により良く幸福をもたらし、世界により良く恩恵を及ぼすことができる」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月20日