(2)両國は政治的相互信頼を増強(qiáng)すべきだ。40年余りのすり合せを経て両國関係は成熟へ向かっている。日本が中國の譲れぬ一線とレッドラインをわきまえ、中國側(cè)の懸念を尊重することは、共通認(rèn)識を形成して、より和やかな関係にするうえでプラスだ。今後日本はさらに客観的に中國の発展を受け止め、中國の位置付けを正しくし、中國の発展が脅威ではなくチャンスであることをしっかりと認(rèn)識し、互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならないようにすべきだ。
(3)溝を建設(shè)的に管理?コントロールする。両國間には領(lǐng)土や歴史など構(gòu)造的摩擦が存在する。教訓(xùn)を汲み取り、4つの基本文書とこれまでの共通認(rèn)識を厳格に遵守し、溝を建設(shè)的に管理?コントロールし、こうした問題が両國関係の大局に影響しないようにすべきだ。これは雙方の根本的利益にかなう。
(4)人的?文化的交流を強(qiáng)化する必要がある。國の交わりは民の相親しむに在り、民の交わりは心の相知るに在り。両國間の持続的で広範(fàn)な民間交流と文化交流を?qū)g施して、理解を増進(jìn)し、親近感を増す必要がある。
■保護(hù)貿(mào)易主義を前に中日は経済貿(mào)易協(xié)力を強(qiáng)化すべき
現(xiàn)在、國際情勢に重大な変化が生じ、反グローバリズムと保護(hù)貿(mào)易主義が國際秩序と多國間貿(mào)易體制に少なからぬ衝撃を與えている。こうした中、衝撃のもたらす悪影響に両國がどう対処するかが、重要な現(xiàn)実的意義を持つ課題となっている。王氏はこれを「両國にとって試練でもあり、チャンスでもある」との見方を示し、次の點(diǎn)を指摘した。