トランプ氏は7日、新型コロナウイルス感染癥への対応が不十分で、特定の國(guó)の肩を持っていると世界保健機(jī)関(WHO)を公然と非難したうえ、WHOへの資金拠出を停止すると脅した。これに対して、WHOのテドロス事務(wù)局長(zhǎng)は8日、「感染癥を政治利用してはならない。國(guó)及び國(guó)際レベルで団結(jié)を保ち、黨派、イデオロギー、宗教などの溝を乗り越えて、感染癥対策に集中する必要がある」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。
テドロス事務(wù)局長(zhǎng)は「第1に國(guó)の団結(jié)。黨派、宗教信仰、イデオロギーなどの違いを乗り越えて、共に協(xié)力して感染癥と戦うべきだ。さもなくばウイルスは隙に乗じて侵入し、こうした違いを利用して人類を打ち負(fù)かすだろう。第2に世界の団結(jié)?,F(xiàn)在G20は団結(jié)?協(xié)力し、率直かつ誠意ある姿勢(shì)で感染癥との國(guó)際社會(huì)の戦いを指導(dǎo)するべきだ。時(shí)間を浪費(fèi)して非難し合うべきではない。団結(jié)はウイルスを打ち負(fù)かす唯一の方法だ」と2點(diǎn)を提言した。
國(guó)連のグテーレス事務(wù)総長(zhǎng)も8日、WHOを支持する聲明を発表した。グテーレス事務(wù)総長(zhǎng)は聲明で「WHOは支持されなければならない。世界が新型コロナウイルスとの戦いに勝利するうえでWHOは極めて重要だからだ。新型コロナウイルスはかつてないものであり、必要な対策もかつてないものだ。こうした中、同じ様な事実に対しても、その解釈は機(jī)関によって異なるだろう。感染の収束後、感染癥がどのように発生したのか、なぜこれほど急速に拡散したのかなどの問題を理解すべく、この出來事に対して徹底的な振り返りが行われるだろう。ここから得られる教訓(xùn)は將來似通った試練に対処するうえで極めて重要となる?,F(xiàn)在はまだ振り返りの時(shí)期ではなく、國(guó)際社會(huì)は一致団結(jié)して感染癥に対処し、ウイルスの危害を抑えるべきだ」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月9日