新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の狀況は非常に厳しく、現(xiàn)在は人類が共に努力して戦いに勝つことができるか否かを見極める肝要な時(shí)にある。國際社會は団結(jié)が勝利の前提であるとの道理を一様に理解しているが、そうではない者達(dá)もおり、彼らは根深い人種差別的言動を起こすたびに、感染癥と戦う世界の行動に負(fù)のエネルギーを與えている。(人民日報(bào)「鐘聲」國際論評)
新型コロナウイルス感染癥が発生して以降、西側(cè)の一部の者達(dá)は様々なでたらめな発言をして、その人種差別主義の慣性的思考を露呈してきた。彼らはウイルスと感染癥に人種のレッテルを貼ろうとしている。ウイルスに地域、國家、人種のレッテルを貼るのに反対することは國際社會のメインストリームの合意であり、國際社會が堅(jiān)守すべき正義でもある。世界保健機(jī)関(WHO)は「ウイルスに國境はなく、人種や肌の色、資産を區(qū)別しない。我々の直面している最大の敵はこのウイルスそのものではなく、人々の対立を招くスティグマタイゼーションだ」と繰り返し強(qiáng)調(diào)している。國連のグテーレス事務(wù)総長は各國に、感染癥が原因で特定の人種に対する差別や人権侵害が生じるのを回避するよう繰り返し呼び掛けている。西側(cè)の一部の政治屋とメディアはこれに耳を貸さず、文明の守るべき一線に再三抵觸し、人種間の摩擦を引き起こしている。これは極めて無責(zé)任で不道徳だ。このような言動に対して、國際社會は極めて警戒し、強(qiáng)く非難し、斷固として阻止しなければならない。
大規(guī)模な感染癥に伴い生じた人種差別主義と排外ムードが問題の解決に無益であるだけでなく、さらに大きな問題を造り出すことを、歴史の教訓(xùn)は人々に告げている。人種的偏見はわだかまりをもたらし、人々を傷つけるだけであり、人種差別的言論は摩擦と衝突をもたらすだけだ。新型コロナウイルス感染癥の蔓延に伴い、魂膽をもって公然と汚名を著せる行為、計(jì)畫的かつシステマティックにイメージを悪くさせる言動は、すでに華人さらにはアジア系の人々に対するいじめと差別、さらには暴力の臺頭を招いていることを警戒しなければならない。歴史に逆行するこうした行為は極めて危険であり、斷じて容認(rèn)できない。
感染癥を前に各國の識者は繰り返し団結(jié)と協(xié)力を呼びかけ、差別と分?jǐn)啶朔磳潳?、善意を?jiān)持し、正義を広めることを表明している。WHOで緊急事態(tài)への対応を統(tǒng)括するマイケル?ライアン氏は「私はウイルスを人種と結(jié)び付けたことを誰もが後悔すると信じている。これは全ての人が望まぬことであり、我々には団結(jié)と協(xié)力が必要だ」と明確に表明した?!脯F(xiàn)代的形態(tài)の人種主義、人種差別、外國人嫌悪および関連する不寛容に関する國連特別報(bào)告者」のTendayi Achiume氏は「新型コロナウイルスに意図のある名稱をつけるのは無責(zé)任だ??证欷炔顒eを煽る政策は感染癥と効果的に戦ううえでメリットがないうえ、逆効果になる」と厳正に指摘した。
「重大な感染癥は全人類にとって敵だ」や、「ウイルスに國境はない。感染癥は我々にとって共通の敵だ」、「現(xiàn)在國際社會に最も必要なのは信念を堅(jiān)め、心を一つに協(xié)力し、団結(jié)して対処し、國際協(xié)力を全面的に強(qiáng)化し、感染癥に勝利する強(qiáng)大な力を結(jié)集し、人類と重大な感染癥との戦いに手を攜えて勝利することだ」といったG20の臨時(shí)首脳會議における習(xí)近平國家主席の主張は人々の心に深く浸透し、國際的な共通認(rèn)識が共同行動を指揮することを促した。感染癥との世界の戦いにおいては、全ての人と國家が責(zé)任の主體である。文明社會には守るべき一線がなければならず、人種差別的言動の根絶は一刻の猶予もならない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月7日