米國の一部の政治屋が新型コロナウイルス感染による肺炎との闘いを政治ショー化し、感染癥を政治化し中國に汚名を著せる論調(diào)を延々と続けると思ったら、今度は損害賠償の請求を次々に言い出すようになった?！甘澜绀违戛`ダー」を自認(rèn)する大國が、政治の茶番劇を何度も何度も演じ、世界各國の人々や有識者を驚かせている。米國メディアの指摘によると、今は國際社會が手を取り合って感染癥を予防?抑制することが大局であり、命を救うことが重大任務(wù)であり、協(xié)力して感染癥に対抗することが大きな流れだ。論點(diǎn)をずらすなど、一體良心はどこへ行ったのか。協(xié)力を破壊するようなことは、天が許さない。（人民日報(bào)「鐘聲」國際論評）

米國はかつて公の場で、「中國の努力と透明性を非常に高く評価する」、「中國が共有するデータは米國の感染癥対策にプラスになる」といった見方を示していた。その言葉がまだ耳に殘る中、ある日突然、風(fēng)向きが大きく変わり、態(tài)度が180度転換した。結(jié)論として言えるのは、米國の一部の政治屋はこうすれば自分たちが負(fù)うべき責(zé)任を回避できると思ったということだ。これは「裸の王様」ではないか。世界保健機(jī)関（WHO）などの國際機(jī)関が共同で制定した「ウイルス命名の最良の実踐の原則」では、國名や地名などへの差別を行ってはならないと明確に規(guī)定するが、米國の一部の政治屋はこれに公然と背を向け、新型コロナウイルスを「中國ウイルス」とか「武漢ウィルス」などと呼んでいる。國際社會は中國が非常に大きな犠牲を払って世界に非常に大きな貢獻(xiàn)をしたことを広く賞賛するが、米國の一部の政治屋は徒黨を組んで、恐喝まがいの行為に熱中している。

これは國際法への公然とした挑戦だ。國際法には國家の主権免除が明確に規(guī)定されており、國家および國家財(cái)産は他國の法律、司法、行政の管轄権から免除される。ましてや、突如襲ってきた大規(guī)模な感染癥は國際的な公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)に屬するもので、法律では「不可抗力」とされる。中國は一番最初に感染癥を報(bào)告したが、ウイルスがどこから來たのかは科學(xué)的に解明すべきことだ。事実が証明するように、中國の感染癥予防?抑制と米國の感染癥の大流行との間にはいかなる因果関係もない。米國務(wù)省のシメーヌ?ケトナー元法律顧問もこのような國際法への挑戦は目に余るとし、「他國の主権免除の法律について少しでも実務(wù)的な知識のある専門家なら、こうした損害賠償請求のタイトルを一目見ただけで、米國の裁判所にはよりどころとなる管轄権がないことがすぐにわかる」と述べた。次々に出される損害賠償請求がじきに不首尾に終わることを見越して、米國の一部の議員は今度は「外國主権免除法」の例外の法案制定を打ち出した。米イエール?ロー?スクールのリー?ブリメイヤー教授（國際法）はこのようなパフォーマンスを、「政治情勢に呼応するために行う最後の悪あがき」と呼び、ケトナー氏はずばり「悪夢」と呼ぶ。

中國が真っ先に感染癥を報(bào)告したことは、新型コロナウイルスが中國起源であることを意味しない。ウイルスの起源は厳粛な科學(xué)的問題であり、科學(xué)者と醫(yī)學(xué)研究者の研究に任せるしかなく、米國の一部の政治屋が自分の妄想によって結(jié)論を下せるわけがない。自分たちの政治的目的を達(dá)成するために、政治屋はおかしなロジックで中國に感染癥が存在した時(shí)間を勝手に想像しており、こうした政治的な必要に応じた、事実を根拠としない臆斷は、米國の権威ある感染癥の専門家さえも承認(rèn)できないと態(tài)度を明確にする。このような非難は「事実に合致しない」。世界で認(rèn)められた事実は、中國は初めから終わりまでオープンで、透明に、速やかに、責(zé)任をもって感染癥に対処し、狀況を報(bào)告してきたということであり、世界保健機(jī)関（WHO）は「中國の行動の速さ、規(guī)模の大きさは、世界でもまれに見るもの」と賞賛した。中國の國を挙げての闘いと全國民の行動は、堅(jiān)固な地域防衛(wèi)ラインを構(gòu)築した。事実を無視し、データをねつ造する、米國の一部の人々のこうした政治的な操作は、道義の最低ラインを超えたものであり、ヒューマニズムの軌道から外れている。

米メディアの報(bào)道によると、米國家安全保障會議（NSC）は以前に談話の要點(diǎn)を制定し、米國の官僚に感染癥の責(zé)任を中國に転嫁するようそそのかしている。米共和黨の選挙対策部門は57ページにも及ぶ「真っ赤なウソだらけの文書」をわざわざ作成して、手に手を取って黨の候補(bǔ)者に感染癥問題で中國の顔に泥を塗るよう指導(dǎo)する。米シカゴ大學(xué)のトム?ギンズバーグ教授（國際法）は、中國に対する損害賠償請求は「米國政府自身の誤りを覆い隠すため」と一言で喝破し、「共和黨が今年11月の大統(tǒng)領(lǐng)選挙で勝つための政治的な支援だ」と述べた。

公然と覇権によって他國の主権を踏みにじり、國際法治を破壊し、全世界が認(rèn)める國際的な道義を完全に踏みにじること。米ジョージタウン大學(xué)のデビッド?スチュワート教授（法學(xué)）は、「中國に対して損害賠償請求をする人たちはよく考えてほしい。ちょっと待てよ、自分たちが訴えられるんじゃないかと考えてほしい」と深い憂慮を示す。人々は次のように問わずにはいられない。スペイン風(fēng)邪は米國で始まり、人類に非常に大きな災(zāi)難をもたらしたが、一體どうやってその責(zé)任を追及するというのだろうか。エイズは一番最初に米國で発生したが、世界の7500萬人の感染者、3500萬人のエイズに関連して亡くなった人は、一體誰に損害賠償を請求するべきなのか。2008年の世界金融危機(jī)は米ウォール街で始まったが、米國はいつ世界中で數(shù)兆ドル（1ドルは約106.9円）に及ぶ経済損失を賠償しただろうか。

また人々は次のように追求する権利がある。米國で19年8月に「電子タバコによる肺炎」が発生したが、その肺炎のCT畫像と新型コロナウイルスによる肺の畫像が酷似しているのはなぜか。米（メリーランド州にある米陸軍の生物兵器研究所）フォート?デトリックでは一體何が起きていたのか。米國では今年2月6日に中國への渡航歴がない人が新型肺炎で亡くなったが、米國で最も早く新型肺炎の患者が出たのは結(jié)局いつだったのか。これまでずっと言論の自由を唱えてきた米國で、科學(xué)者が公の場で新型コロナウイルスの研究成果について語れば、処罰されて発言できなくなるのはなぜか。中國や歐州の科學(xué)者がすでに新型コロナウイルスの遺伝子配列をさかのぼった研究成果を多數(shù)公表しているのに、生物?遺伝子研究でトップに立つ強(qiáng)國の米國が、成果の公表を遅らせるのはなぜか?！澜绀稳恕─涡膜烁·证长Δ筏恳蓡枻藢潳?、米國の一部の政治屋は聞こえないふりをしてだんまりを決め込んではならず、必ず答えなくてはならない。

WHOのテドロス事務(wù)局長は、「新型コロナウイルスを政治的な點(diǎn)數(shù)稼ぎに使わないでほしい。それは火遊びのように危険なことだ。これ以上多くの遺體袋を見たくなければ、ただちに感染癥の政治問題化をやめなければならない」と警告した。米國の一部の政治屋に、文明世界の忠告をよく聞くよう忠告する。損害賠償請求の茶番劇を延々と演じ続けるなら、道義にもとり支持を失うだけでなく、自分が恥をかくことになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月3日