ウイルスと世界との戦いは公衆(zhòng)衛(wèi)生上の問題を政治利用する米國の一部の政治屋の険悪な面構(gòu)えを映し出している。今年の大統(tǒng)領(lǐng)選挙に勝利し、擔うべき責任を逃れるため、米國の政治屋達は「噓と欺瞞」によってデマを飛ばし、中國と世界保健機関（WHO）その他に対する噓をでっちあげている。だが彼らウイルスと感染癥には無策だ。（人民網(wǎng)特約評論員?人民網(wǎng)に掲載）

國連のグテーレス事務総長、WHOのテドロス事務局長は、現(xiàn)代世界の直面する最大の脅威と敵はウイルスではなく、恐れであり、デマであり、スティグマタイゼーションだと繰り返し指摘している。

國際社會が有効に協(xié)力できるか否かは、感染癥との共通の戦いに関わり、人類の幸福に関わる。ポンペオ氏など米國の政治屋は道徳の守るべき一線を顧みず、感染癥と米國の戦いを遅らせ、國際協(xié)力を破壊し、中米関係を損なった。これは米國人にとって不幸なことであり、世界の人々にとっても不幸なことだ。キッシンジャー博士は先日「新型コロナ感染癥後の世界は永遠に違うものとなる」と指摘した。米國の政治屋達は世界の団結(jié)と協(xié)力、共同発展に影響を與える最大の変數(shù)となっている。

新型コロナウイルス感染癥は、人類社會が苦楽を共にする運命共同體であることを改めて証明した。全ての國々で感染が有効に抑制されるまで、自國は安全だと言える國はない。中米の公衆(zhòng)衛(wèi)生分野の専門家がニューヨーク?タイムズに掲載した公開書簡で指摘したように、現(xiàn)在は相互尊重を基礎(chǔ)に國を越えた科學交流を行う時であり、陰謀論を伝えたり、ウイルスの発生源に関するデマを撒き散らす時ではない。

この人類の感染癥との戦いにおいて、唯一の共通の敵はウイルスだ。協(xié)力して感染癥と戦うことが差し迫っている中、世界各國に必要なのは中米のどちらかの側(cè)につくことではなく、真実と噓、協(xié)力と覇権、多國間主義と一國主義との選択だ。この選択は、感染癥と世界との戦いの成果を決定し、無數(shù)の人々の命を決定し、國際社會の未來を決定する。

ウイルスのような人類共通の敵を前に、団結(jié)と協(xié)力を放棄することは敵に身を渡すに等しく、自らを守ることができないだけでなく、悪の共犯者となることだ。ポンペオ氏ら米國の政治屋は私利のために責任転嫁をしている。彼らはウイルスの共犯者に他ならない。米國がこの時代の「最大の公衆(zhòng)衛(wèi)生上の危機」に直面している時に、米國民は「感染癥と世界の戦いを推進するのに適さない」國務長官に我慢していると、ある米國の學者は指摘した。これは米國民の悲哀であり、政治文明の悲哀だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月13日