全國(guó)初の懸垂式モノレール商業(yè)運(yùn)営線となる湖北恩施青雲(yún)崖旅行観光線プロジェクトの工事が6日、正式に著工した。このプロジェクトは武漢に本社がある中鉄科工集団有限公司が請(qǐng)け負(fù)い、投資総額は計(jì)6億元（1元は約15.45円）。來年5月に車両をレールに設(shè)置し、その後試運(yùn)転が開始される予定となっている。

懸垂式モノレールは、レールが列車の上方にあり、鉄鋼やセメントの支柱によって空中に支えられており、地面の占有面積が少なく、視界が広く、建設(shè)期間が短くて済み、編成が柔軟で、獨(dú)自の優(yōu)位性がある。湖北恩施青雲(yún)崖旅行観光線プロジェクトは青雲(yún)崖レジャーエリア內(nèi)の重要インフラで、観光施設(shè)でもあり、レジャーエリア內(nèi)の主な出入り口や特色ある観光景勝地を結(jié)ぶ。線路の全長(zhǎng)は2.1キロメートルで、駅は3ヶ所設(shè)置。列車は2両編成を採(cǎi)用し、定員は170人となる。

中鉄科工集団有限公司の林承朝総経理によると、同社は2年間の研究開発を通じて、獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ懸垂式鉄道交通システムの技術(shù)を一通り開発し、すでに40項(xiàng)目の特許出願(yuàn)を行っているという。青雲(yún)崖旅行観光線プロジェクトが進(jìn)められるエリアは武陵山で特に貧困地區(qū)が集中しており、プロジェクト完成後には、恩施市沙地郷や崔家◆鎮(zhèn)（◆は土へんに覇）、紅土郷など28の重度貧困村が貧困を脫卻するうえで一定の牽引作用を果たすものとみられている。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月8日