海南省政府は1日、記者會見を開き、科學(xué)研究者がこのほどカイナンテナガザルの新しい群れと赤ちゃんザル1匹を確認(rèn)したと発表した。これで、カイナンテナガザルの個體數(shù)は5つの群れの計33匹まで回復(fù)していることが明らかになった。新華社が報じた。
カイナンテナガザルは、世界で個體數(shù)が最も少なくなっている霊長類の一つで、國際自然保護(hù)連合(IUCN)のレッドリストで最も危機(jī)的狀態(tài)にあるとされる「近絶滅種(Critically Endangered)」に分類されている。8月29日、海南熱帯雨林國家公園管理局の監(jiān)視員?李文永氏や張志城氏らは、同省白沙リー族自治県內(nèi)の東崩嶺で、カイナンテナガザルE群(5番目の群れ)に屬するメスザルが赤ちゃんザルを抱いているのを発見し、撮影にも成功した。専門家の鑑定の結(jié)果、新しい群れができていることが確認(rèn)された。海南省林業(yè)局のチーフエンジニア?周亜東氏は「カイナンテナガザルはこれまで、昌江リー自治県霸王嶺林區(qū)で生息してきた。新しい群れができていることや赤ちゃんザルが発見されたということは、生息地が元々の生息地から10キロ離れた東崩嶺まで広がっているということで、生息地が拡大中で、新生息地がその生存に適していることを示している。また、海南熱帯雨林などの自然生態(tài)空間が拡大し、カイナンテナガザルの保護(hù)活動の成果が出始めていることも示している」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月3日