1月5日午前11時(shí)23分、1年で最も寒い時(shí)期となる二十四節(jié)気の23番目「小寒」を迎えた。気象記録を見ると、「小寒」は「大寒」より寒くなることも多い。この時(shí)期になると、河川や土壌は凍結(jié)し、北方エリアの寒気が南下し、天にも地にも、寂寥とした冬景色が広がる。

暖かさが戻り始める時(shí)期でもある「小寒」

1年で最も寒い時(shí)期である小寒は、実は暖かさが戻り始める時(shí)期でもあり、さらに約5日ずつの3つの時(shí)期に分けることができる。まず、越冬に來ていたガンが北に向かい始める時(shí)期、次にカササギが巣を作り始める時(shí)期、そして、キジが鳴き始める時(shí)期の3つだ。

1つ目の期間、ガンはまだ南方エリアで越冬しているものの、陽(yáng)の気がもうすぐ戻ってくることを感じ取り、南から故郷のある北へと戻り始める。

2つ目の期間に、カササギは寒空の下で、卵を産みヒナを育てるために、巣を作り始める。

3つ目の期間に、山に住むキジも陽(yáng)の気を察知し、パートナーを求めて鳴き始める。

このように、小寒は1年で最も寒くなる時(shí)期であるものの、大自然の生き物は、寒い空や雪の積もった大地から、陽(yáng)の気が動(dòng)き出すことを感じ取る。

そしてこのような寒い時(shí)期には、人々は熱いお茶を飲んだり、蒸したもち米や、羊肉の鍋、甘栗など體が溫まる食べ物を口にしたくなるものだ。

「小寒」時(shí)期の健康的な過ごし方

歴史學(xué)者である天津社會(huì)科學(xué)院の研究員?羅■偉氏（■はさんずいに樹のつくり）は、「健康を保つためには、自然界の流れに合わせて、精気を體內(nèi)に集め、五臓（肝?心?脾?肺?腎）を潤(rùn)すことが大事。寒くなると、血管が収縮して、血流が悪くなるため、脳?心血管疾患を患う高齢者などは、いつもよりも防寒に注意しなければならない。中?青年の人は、規(guī)則正しい生活を続け、適度に運(yùn)動(dòng)し、ポジティブな気持ちを保ち、心を落ち著け、あまり悩もうとしないように心がけ、長(zhǎng)く、寒い冬を楽しく過ごすように」とアドバイスしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月5日