陝西省西咸新區(qū)秦漢新城に位置する陝西建工新型建材有限公司(以下「陝西建工」)の生産現(xiàn)場で、壁板、床板、梁、階段などの部材が、4本の自動化ラインでロット生産された。これらのプレハブ部品は標(biāo)準(zhǔn)的な生産と厳格な検査により、現(xiàn)場の打設(shè)をはるかに上回る品質(zhì)となっている。その精度はミリメートル級にのぼる。
作られた「部品」は5キロメートル離れた団地「秦興佳苑」の建設(shè)現(xiàn)場に運ばれる?,F(xiàn)場の施工作業(yè)員は施工図に基づき、積み木のように住宅を建設(shè)する。全體的な組立率は63%。
陝西建工の劉新竜會長は「実踐の検証を経て、同プロジェクトではプレハブ建築が広く採用されており、省エネ効果が70%、節(jié)水効果が50%にのぼり、作業(yè)効率が3倍以上向上した。ほこりや騒音が大幅に減少し、現(xiàn)場の建築ゴミの排出がほぼゼロになった」と述べた。
プレハブ建築がスピーディかつ高精度なのは、企業(yè)の継続的なイノベーションのおかげだ。劉氏は「施工図を入手すると、通常は2次設(shè)計を行う。プレハブが可能な部分を抜き出し、工場で生産する。これは企業(yè)の競爭力を示す鍵となる部分だ」と述べた。
プレハブ建築は現(xiàn)在、発展の時期を迎えている。西咸新區(qū)は流れに乗り、従來の建設(shè)業(yè)の変革を推進している。統(tǒng)計によると、西咸新區(qū)では現(xiàn)在まで、約278萬平方メートルにプレハブ建築が導(dǎo)入されている。
地上で高層マンションを積み上げ、地下空間にも別世界が広がる。陝西建工の都市行政の現(xiàn)場では、地下鉄ダクト片、共同溝などの都市行政プロジェクトに必要な製品の供給が需要に追いつかないほどで、陝西建工の生産高の半分を占めている。秦漢新城港務(wù)二路の都市行政電力プロジェクト共同溝プレハブプロジェクトにおいて、これらのプレハブ共同溝は施工効率を大幅に上げ、わずか12日で1キロメートル近くの共同溝の施工を完了した。
西咸新區(qū)◆西新城三一西安産業(yè)団地デジタル工場(◆はさんずいに豊)で、設(shè)備の轟音が鳴り響き、生産に勤しむ光景が広がっていた。
三一集団有限公司の総裁特別補佐である徐剣萍氏によると、その獨自開発のSPCS縦向部材の中核技術(shù)により、縦向部材のすべての組立が可能だ。地上と地下のすべてがプレハブ生産できる。「プレハブ建築の軸となるのはスマート建造だ。當(dāng)社は3年內(nèi)に8種以上の建築ロボットの研究開発を終え、うち5種の量産化を?qū)g現(xiàn)する。建設(shè)業(yè)の機械化?自動化水準(zhǔn)をさらに上げ、建築?施工の精度を高める」と徐氏。
プレハブ建築産業(yè)を大きく発展させることは、西咸新區(qū)が現(xiàn)代産業(yè)発展という「レース」を全力疾走するための一環(huán)に過ぎない。西咸新區(qū)は現(xiàn)在、先進製造、臨空経済、電子情報、テクノロジー研究開発、文化観光、本部経済といった6つの千億級主導(dǎo)産業(yè)に全面的に取り組んでいる。データによると、西咸新區(qū)の2020年のGDPは前年比7.2%増で、全省の各市(區(qū))のうち最も高かった。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月9日