■大連艦:南海艦隊初の055型大型駆逐艦
大連艦は南海艦隊に就役した初の055型大型駆逐艦だ。國産空母「山東」に続く大連艦の配備によって、南海艦隊の軍事能力はさらに高まった。
055型大型駆逐艦は1番艦「南昌」と2番艦「拉薩(ラサ)」がすでに北海艦隊に就役している。専門家によると、005型大型駆逐艦の就役は、中國海軍の駆逐艦が第三世代から第四世代への飛躍を遂げたことだけでなく、中國の現(xiàn)役主力艦がすでに世界の先進(jìn)レベルにあることを意味する。
■海南艦:強(qiáng)い島嶼奪還能力を備える075型強(qiáng)襲揚陸艦
中國の艦艇命名規(guī)則では、空母や巡洋艦は行政?。ㄗ灾螀^(qū))または連語で命名される。初の075型強(qiáng)襲揚陸艦は「海南」と命名された。空母「遼寧」「山東」に続き3隻目となる省名を冠した艦艇だ。
2020年8月、國防部(國防省)の呉謙報道官は定例記者會見で、中國海軍初の075型強(qiáng)襲揚陸艦が第1段階の航行試験を順調(diào)に完了したことを認(rèn)めた。同艦は中國が獨自開発した初の強(qiáng)襲揚陸艦で、水陸両用作戦と多様な任務(wù)を遂行する能力が高い。
宋忠平氏によると、075型強(qiáng)襲揚陸艦は中國最新の水陸両用作戦用裝備だ。以前の071型ドック型揚陸艦は上陸偏重で、搭載ヘリコプター數(shù)と垂直上陸能力にも限界があった。075型強(qiáng)襲揚陸艦は艦載ヘリと垂直上陸及び乗艦航空兵による火力攻撃能力をより重視している。したがって、075型強(qiáng)襲揚陸艦と071型ドック型揚陸艦で水陸両用襲撃部隊を編制すれば、強(qiáng)大な攻撃能力を形成し、島嶼作戦及び水陸輸送において重要な役割を発揮することができる。
宋忠平氏によると、075型強(qiáng)襲揚陸艦は南海艦隊に配備されたが、多方向、多目的に使用でき、今後必要があれば南沙(英語名スプラトリー)の島や礁、東沙諸島、さらには臺灣地區(qū)及び澎湖諸島で力を発揮できる??漳袱葟?qiáng)襲揚陸艦を含む艦隊を編制すれば、強(qiáng)い制空?制海能力、強(qiáng)大な強(qiáng)襲揚陸能力を持つことになる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月27日