海軍の艦艇3隻「長(zhǎng)征18號(hào)」、「大連艦」、「海南艦」が23日、海南省三亜市のある軍港で同時(shí)に就役した。習(xí)近平中共中央総書記(國(guó)家主席、中央軍事委員會(huì)主席)が就役式に出席し、艦艇を視察した。専門家によると、今回の同時(shí)就役には3つの「初」があった。初めて國(guó)家最高司令官が大型主力艦3隻に同時(shí)に艦旗を授與し、初めて海軍で主力艦3隻が同時(shí)に就役し、そして初めて同一艦隊(duì)が同日に大型主力艦(水上艦と潛水艦)の引渡を受けた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
■南海艦隊(duì)に新型艦艇3隻が同時(shí)就役:南中國(guó)海経略の決意と意志が明らかに
「長(zhǎng)征18號(hào)」は最新型の原子力潛水艦、「海南艦」は初の075型強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦、「大連艦」は055型大型駆逐艦だ。匿名の軍事専門家によると、これらの艦艇は情報(bào)化、デジタル化のレベルが中國(guó)海軍最高で、世界一流でもある。また、両水上艦は共に排水量が1萬トンを超える。この専門家は、「まずこれは、中國(guó)の國(guó)防科學(xué)技術(shù)に天地を覆すような変化が生じ、すでに世界の前列を歩んでいることを物語っている。3隻の異なる大型主力艦が同時(shí)に就役した國(guó)は世界に例がない。次にこれは、中國(guó)の國(guó)防工業(yè)生産能力が高い水準(zhǔn)にあり、科學(xué)技術(shù)が発達(dá)しているだけでなく、艦艇を開発し、速やかに生産できることを物語っている。同時(shí)にこれは、海軍將兵の新裝備制御?掌握能力を體現(xiàn)し、極めて高い総合的資質(zhì)を示してもいる」と指摘する。
また、南海艦隊(duì)が同日に大型主力艦の引渡を受けたのも初めてだ。これについて専門家は、「中國(guó)が南中國(guó)海を重視していることを物語っており、南中國(guó)海を経略する國(guó)家の決意と意志をはっきりと示してもいる。特に現(xiàn)在の複雑な國(guó)際背景の下、これらの新式裝備によって國(guó)家の領(lǐng)土?領(lǐng)海主権を守る解放軍の能力が一段と強(qiáng)化された」とする。
■長(zhǎng)征18號(hào):解放軍の核反撃能力を大幅に向上
軍事専門家の宋忠平氏によると、長(zhǎng)征18號(hào)は最新型の戦略原潛で、現(xiàn)有艦をベースに技術(shù)改良を行い、全體的な技術(shù)性能、ステルス?靜音性が大きく向上した。またミサイルの攻撃精度も大きく向上した。これによって解放軍の三位一體の戦略核戦力、海洋配備型核戦力が質(zhì)的飛躍を遂げ、核反撃能力も大幅に増強(qiáng)された。
ある匿名の軍事専門家によると、新型潛水艦の就役は海洋での連続戦略巡航時(shí)間と航行中艦艇數(shù)の増加、及び対敵反撃の能力と威力の増大を意味する。