今年1-5月、全國の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)(年売上高2000萬元以上の企業(yè))の付加価値額は前年同期比17.8%増となり、全國の固定資産投資(農(nóng)家を含まない)は同15.4%増、物品輸出入額は同28.2%増だった……16日に発表された経済の「勘定書」から、新型コロナウイルス感染癥の打撃を経験し、その後急速に回復(fù)し反転上昇する中國経済が、引き続き安定さの中で足下を固め、安定さの中で好転していることがわかる。
この「勘定書」を見ていると、次のような経済発展の注目點が見えてくる。
(1)経済発展の新興の原動力が拡大を続けた。イノベーションが駆動する発展戦略を?qū)g施した成果が引き続き顕在化し、ハイテク産業(yè)が発展した。
5月の一定規(guī)模以上のハイテク製造業(yè)の付加価値額の2年間(2019年と2020年)の平均増加率は13.1%で、工業(yè)全體の増加率を明らかに上回った。1-5月のハイテク産業(yè)の投資額の2年間の平均増加率は13.2%で、投資全體の増加率を上回った。
(2)新業(yè)態(tài)が急速に発展した。プラットフォーム経済、オンライン小売、オンライン教育が引き続き活発だった。
1-5月には、実物商品のオンライン小売額の2年間の平均増加率が15.6%となり、社會消費財小売総額全體の増加率を明らかに上回った。このうち買い換え需要による商品売り上げの増加率が高かった。5月には文化?オフィス用品類の商品小売額の2年間の平均増加率が7.4%となり4月の同増加率を0.8ポイント上回り、スポーツ?娯楽用品類の2年間の平均増加率が19.6%で4月の同増加率を2.2ポイント上回った。
(3)市場の活力が安定的に高まった。ビジネス環(huán)境が改善されるのに伴って、減稅?費用削減の効果が顕在化し、企業(yè)の収益と予測が上向き続けた。
統(tǒng)計データによると、1-4月の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の利益は前年同期より1.06倍増加し、2年間の平均増加率は22.3%だった。一定規(guī)模以上のサービス業(yè)の利益は前年同期より3.3倍増加した。5月の製造業(yè)購買擔(dān)當(dāng)者景気指數(shù)(PMI)は51%に達(dá)し、非製造業(yè)景況指數(shù)は55.2%となり、引き続き景気?不景気の分岐點の50%を上回り、企業(yè)の予測も好調(diào)だった。
國家統(tǒng)計局の付凌暉報道官は、「中國の産業(yè)の基礎(chǔ)がしっかりしており、産業(yè)システムが整備され、人口ボーナスが知的資本のボーナスへとレベルアップしつつあり、中國経済の長期的に上向くファンダメンタルズは変わっていない。將來は、國內(nèi)と國際的な2つの循環(huán)『雙循環(huán)』を引き続き推進(jìn)し、新たな発展構(gòu)造を構(gòu)築するのに伴い、中國経済は引き続き好調(diào)な発展情勢を維持するだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月17日