20日に北京で開催された世界IPv6フォーラム「世界IPv6発展見通し2020?2021」シンポジウムで明らかになったところによると、中國のネットワークインフラはすべてIPv6をサポートしている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
IPv6とはインターネットプロトコルバージョン6のことだ。IPv4の最大の問題は、ネットワークアドレスの資源の不足が、インターネットの応用と発展の大きな制約になったことだ。IPv6の使用により、アドレス資源の數(shù)の問題が解決されるだけでなく、複數(shù)の接続デバイスのインターネット接続の制限も解決された。
中國通信標(biāo)準(zhǔn)化協(xié)會(huì)の聞庫副理事長によると、3大通信事業(yè)者、CDN企業(yè)、データセンター企業(yè)の共同努力により、中國のネットワークインフラはすべてIPv6をサポートしている。インフラ応用について、データセンター、クラウド製品、コンテンツ?デリバリーなども初期的に全國?全ネットワークのIPv6のサポートサービス能力を備えており、ユーザー數(shù)とユーザー使用量で優(yōu)れた成果を上げている。中國のIPv6ネットワークインフラ高速道路がすでに完成していると言える。
データによると、中國のIPv6のアクティブユーザー數(shù)は今年4月現(xiàn)在で5億1500萬人にのぼっており、ネットユーザーの52.1%を占めている。
中國電信の李正茂社長は「世界のIoT(モノのインターネット)接続數(shù)は2025年に309億にのぼり、非IoTの接続數(shù)を遙かに上回る見通しだ。人類は萬物がスマートにつながる時(shí)代を迎えつつあるが、これはIPv6に大きな発展空間を與える」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月21日