中國(guó)で初めての人工知能(AI)を活用したコミュニティスマート食堂が、このほど上海市長(zhǎng)寧區(qū)虹橋コミュニティに登場(chǎng)した。今月2日にこの食堂を取材したところ、スマート化され、デジタル化された暮らしのシーンが人気を集め、大勢(shì)の上海市民が遠(yuǎn)いところから駆けつけていた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
この食堂では中國(guó)八大料理のメニューをデジタル化された調(diào)理シミュレーションで調(diào)理することができ、自動(dòng)的に分量を分け、自動(dòng)的にパッケージするとともに、アルゴリズムに基づいて溫度や濕度を調(diào)節(jié)することができる。朝食なら30種類(lèi)以上のメニューがあり、中國(guó)式メニューが中心で、西洋式メニューもいくつかあり、客に豊富で多彩な選択肢を提供している。またAIシステムはメニューの栄養(yǎng)分析も行い、高齢者やホワイトカラーなど、さまざまな層の人々に參考になる情報(bào)を提供する。
食堂のセルフ調(diào)理エリアでは、ロボットがセントラルキッチンから送られてきた材料を?qū)潖辘工毳攻蕞`ト調(diào)理システムに投入する様子が見(jiàn)られた。システムが自動(dòng)的にその日のメニューによって食材を識(shí)別して、炒める、焼く、蒸す、煮るなどの操作を行い、一回で100人分の料理を作れる。無(wú)人麺エリアではさまざまな麺メニューが提供され、客が「麺受け取り口」に器を置くと、ロボットが注文を「感知」し、麺打ち機(jī)から麺を取りだしててぼ(ゆであげざる)に入れて自動(dòng)的に調(diào)理を始める。麺が器に入ると、器は自動(dòng)的にスープが出る蛇口のところまで移動(dòng)してスープが入り、客に提供される。具材は10數(shù)種類(lèi)あり、客が自分で自由に選べるようになっている。支払いは、スマート決済カウンターがメニューを識(shí)別し、価格を計(jì)算し、レジで支払うスタイルで、顔認(rèn)証、クレジットカード、QRコード、デジタル人民元などの決済手段が使える。
またこの食堂には貯蔵、受注、製作、パッケージなどの機(jī)能を一體化したスマート軽食マシンがあり、24時(shí)間體制でさまざまな麺メニューをその場(chǎng)で作って提供している。QRコードで注文すると、ちょっと待つだけですぐに料理を受け取れる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年8月3日