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外交部(外務?。─?月31日の定例記者會見で、汪文斌報道官が新型コロナウイルス起源解明に関する質(zhì)問に答えた。
【記者】中國?世界保健機関(WHO)合同専門家チームの國際的専門家10人余りがこのほどNature誌に連名で寄稿し、次の段階の起源解明研究の優(yōu)先事項として、最も早期のウイルス感染の証拠が確認された中國及び中國以外の全ての地域で早期癥例を探すこと、中國及び中國以外の未報告の癥例について抗體調(diào)査を行うことを挙げた。これについて、外交部としてコメントは。
【汪報道官】國際的な専門家のこうした見解に、我々も賛同する。中國は、科學的証拠に基づき、科學的起源解明の國際協(xié)力を的確に実施し、世界の複數(shù)の國?地域で次の段階の起源解明調(diào)査を共に実施することを一貫して主張している。今年3月に中國とWHOの専門家が発表した新型コロナウイルスの起源解明に関する合同調(diào)査報告書も、起源解明作業(yè)は世界的視野に基づくべきであり、今後の作業(yè)は特定の地域に限定されることなく、複數(shù)の國?域で実施する必要があることを明確に指摘した。
各國の科學者が新型コロナウイルスの研究を続けるに従い、新型コロナウイルスがこれまで知られていたよりも早期に世界各地で出現(xiàn)していたことが、複數(shù)の実験研究によって示されている。
2019年9月12日のイタリアの麻疹患者の尿サンプルから新型コロナウイルス核酸陽性が確認された。シークエンス結(jié)果は、すでに公開データベースにアップロードされている。
2019年11月のイタリア人女性の皮膚生検で新型コロナウイルスのin situ hybridization (ISH)反応が確認された。
2019年11月27日にブラジル?フロリアノーポリスで採取された廃水サンプルから、新型コロナウイルスの遺伝物質(zhì)が検出された。
2019年12月13日から2020年1月17日までの米國9州での獻血サンプルのうち106件が新型コロナウイルスの抗體検査で陽性だった。
2019年12月中旬、フランスで中和抗體の血清陽性率が上昇した。
2019年12月にフランスで喀血した患者の咽頭スワブで新型コロナウイルスRNA陽性が確認された。
2020年1月にスペイン?バルセロナで採取した廃水サンプルが、新型コロナウイルスの核酸検査で陽性を示した。
2020年1月2日から3月18日までに米國50州で採取した血液サンプル2萬4079件のうち、9件で新型コロナウイルスに対する抗體が検出された。
2019年から2021年3月までに米國北東部の複數(shù)の州で採取したオジロジカの血液サンプル624件のうち、2019年の1件、2020年の3件、2021年の152件で新型コロナウイルスに対する抗體が検出された。また、感染したオジロジカにはいずれも病気の兆候が見られなかった。
このような事例は他にも多くあり、新型コロナウイルスの起源解明を複數(shù)の地域で行う必要性を十分に示している。続く起源解明作業(yè)では、この點を十分に重視しなければならない。
中國は合同調(diào)査報告書の提言に従い、國內(nèi)での起源解明研究を中斷なく実施し続けている。中國は、より早期の証拠を見つけた國ができるだけ早く行動を起こし、中國と同様にWHOの専門家を招いて現(xiàn)地で科學的研究を行い、新型コロナウイルスの発生源の謎を解明すべく共に努力することを望む。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月1日