（撮影?方東旭）

中國(guó)統(tǒng)計(jì)局は17日、2021年の中國(guó)の出生數(shù)は速報(bào)値で1062萬人だったと発表した。この數(shù)字は20年の1200萬人および19年の1465萬人を下回った。新華社が伝えた。

データによると、中國(guó)の出生數(shù)は16年に1883萬人となって小さなピークを迎えた後は年々低下している。21年末時(shí)點(diǎn)の全國(guó)人口は前年末比48萬人増にとどまった。

現(xiàn)在の中國(guó)の人口問題の主な問題點(diǎn)は、これまでの規(guī)模の圧力から構(gòu)造的挑戦へと転換しつつある。第7回全國(guó)國(guó)勢(shì)調(diào)査の結(jié)果を見ると、中國(guó)は生産年齢人口が減少し、人口高齢化が徐々に加速していることがわかる。10年と比較すると、生産年齢人口は4千萬人以上減少した。また60歳以上の人が総人口に占める割合は18.70％で、10年比5.44ポイント上昇した。

予測(cè)によれば、合計(jì)特殊出生率を1.3とすると、中國(guó)の総人口規(guī)模は第14次五カ年計(jì)畫期間にゼロ成長(zhǎng)、さらにはマイナス成長(zhǎng)になる可能性もあるという。

國(guó)際連合人口基金（UNFPA）がまとめた最新の報(bào)告によると、低出生率は今や世界的な現(xiàn)象だ。19年には世界203ヶ國(guó)?地域のうち84ヶ國(guó)?地域の合計(jì)特殊出生率が、この水準(zhǔn)以下になると人口が減少するとされる水準(zhǔn)の2.1を下回り、先進(jìn)國(guó)では低出生率または超低出生率の狀態(tài)が一般化している。

低出生率をどのように見るか。専門家は、「低出生率の深層レベルの原因には、工業(yè)化と現(xiàn)代化の発展、女性の教育レベルと労働參加率の上昇、人口流動(dòng)性の向上、避妊法の普及、ライフスタイルの変化、出産に対する考え方や子育てモデルの変化などがある」との見方を示した。

中國(guó)人口?発展研究センターの賀丹センター長(zhǎng)は、「これは人口変動(dòng)の自然なプロセスと必然的な成り行きだ。私たちにはまだ適切な出生率の実現(xiàn)を推進(jìn)し、人口の長(zhǎng)期的にバランスの取れた発展を促進(jìn)できる可能性が多く殘されてもいる。適切に対処さえすれば、人口は引き続き経済社會(huì)の長(zhǎng)期的で安定した発展にとって有力な支えを提供してくれるだろう」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月18日