北京冬季五輪のフィギュアスケート団體戦は6日、最後の予選種目となる女子ショートプログラムを終え、中國は22ポイントで5位に入り、冬季五輪では初めて団體戦のフリーへと駒を進めた。新華社が報じた。
ショートプログラムが終わった時點で、首位は総合ポイント36のROC(ロシア?オリンピック委員會)で、米國は34ポイント、日本が29ポイント、カナダが24ポイントと続いた。そして、中國とジョージアが22ポイントで並んだ。
大會の規(guī)定で、同點の場合は、異なる種目の中で順位點が高い上位2種目の合計で爭うことになっており、それに基づき計算した結(jié)果、中國が16ポイントと、ジョージアの14ポイントを上回り、決勝へと駒を進めた。
団體戦女子ショートプログラムで演技を披露する中國代表の朱易選手(2月6日撮影?李一博)。
6日午後には、北京冬季五輪フィギュアスケート団體戦の男子フリーが行われ、予選の上位5チームが參加。中國の金博洋選手は155.04ポイントで4位につけ、中國チームは7ポイントを獲得した。
北京2022年冬季五輪フィギュアスケート団體戦男子フリーで演技を披露する中國代表の金博洋選手( 2月6日撮影?馬寧)。
この日、最も見事な演技を見せたのは日本の鍵山優(yōu)真選手だった。ローザンヌユースオリンピックで優(yōu)勝した鍵山選手は、トリプルフリップ+トリプルループという1本目で著氷した足と同じ足で2本目のジャンプの踏み切りをする高難度コンビネーションジャンプを含む全てのジャンプを次々成功させる會心の演技を見せ、208.94ポイントを獲得。今季の自己ベストを10ポイント以上上回った。
6日の競技終了時點で、上位3位はROC、米國、日本となった。4位は総合ポイント30のカナダ、中國は1ポイント差で5位に付けた。
翌7日には、団體戦のペア、アイスダンス、女子シングルのフリーが行われ、7日晝に行われた団體戦最後の種目となる女子シングルフリーで最終的な順位が確定した。中國代表の朱易選手は5人の中で一番最初に滑走し、91.41ポイントで5位。中國は最終的に総合ポイント50で5位となり、冬季五輪における同種目で中國にとっては過去最高の成績となった。金メダルはROC、銀が米國、銅は日本だった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月7日