國家統(tǒng)計局はこのほど発表したデータによると、大まかな計算結(jié)果によると、2021年中國の社會全體の研究開発(R&D)投資は前年比14.2%増の2兆7864億元(1元は約18.1円)で、伸び率が前年を4.0ポイント上回り、第13次五カ年計畫(2016?20年)以來の2桁臺の成長をキープした。不変価格で計算した研究開発投資の伸び率は9.4%で、第14次五カ年計畫が打ち出した年平均7%以上という目標を上回り、幸先の良いスタートを切った。人民網(wǎng)が伝えた。
國家統(tǒng)計局社科文司の統(tǒng)計士の張啓龍氏は、「中國経済の持続的な安定回復に伴い、イノベーションの原動力が効果的に強化された。また企業(yè)の研究開発投資の追加控除、科學研究経費管理及びプロジェクト管理の改革といった奨勵策が絶えず整備され、実行に移されたことで、研究開発主體の意欲がさらに引き出された」と説明した。
研究開発投資が再び記録を更新した。21年、中國の対GDP比研究開発投資は前年比0.03ポイント増の2.44%にのぼった。世界知的所有権機関が21年発表したグローバル?イノベーション?インデックスで、中國は132のエコノミーの中から順位を2つ上げ12位となり、中所得エコノミーの首位をキープした。中國の順位は13年より安定上昇の流れを保ち、9年間で23位上がった。
基礎(chǔ)研究投資がコロナ前の成長水準に戻った。21年の中國の研究開発投資のうち、基礎(chǔ)研究投資は同15.6%増の1696億元だった。伸び率が前年を5.8ポイント上回り、コロナ前の2桁臺の成長水準に戻った。基礎(chǔ)研究投資が研究開発投資に占める割合は6.09%で、前年を0.08ポイント上回った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月9日