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資料寫真
バレンタインデーはとてもロマンチックな日で、多くの人がセレモニー感を出すために、あれこれ悩みながら意中の人にプレゼントを贈ったり、サプライズを演出したりする。しかしここ數(shù)年、理性的な戀人たちは、「たった一日のことに大量のエネルギーや時間を注ぎ込むのは、果たして必要なことなのか」と考えるようになった。このように変わった理由については、相手のために心を込めてプレゼントを選んでも大半のものが役に立たなかったり、さらには無駄になったりするからという人もいれば、お互いに愛情を示す「セレモニー感」はもう日常の暮らしの一部になっているからという人もいる。
インターネット業(yè)界で働く元元さん(30)は、「戀人の間でのセレモニー感やロマンチックなスタイルというものはカップルによって異なる。自分と自分の戀人はどちらも実用を重んじるタイプなので、キラキラした実用的でないものはあまり興味を感じない。今年のバレンタインは何もしない。平日なので、2人とも普段からとても忙しい。そして何か目新しいバレンタインの過ごし方があるわけでもなく、食事や映畫、花のプレゼントにもはやそれほど大きな意義を感じられないのだ」と話す。
メディア業(yè)界で働く晨陽さんは、「大事なのはどれくらい気持ちを込めたかで、いくらお金を使ったかではない。セレモニーはそんなに重要ではない」と話す。
若いカップルの大半は人生の「奮闘期」にあって、お互いに頼り合い助け合うことが多く、將來のことを考え、外でウィンドーショッピングをしたり食事したりするよりも、家で映畫を見たり食事を作ったりして、2人の時間を楽しむことを選ぶ。気持ちを伝えるために高価な腕時計を買ったが、家で相手のために食事を作って感じる溫かさには及ばないとわかったという人もいる。戀人期間というマラソンを完走して、「熟年夫婦」の心境に達(dá)したという人たちは、一般的なプレゼントの形にはこだわらず、相手が欲しいものを贈るという。
今時の若者は、消費主義のワナに陥ることを拒否し、実際のニーズを出発點に、できるだけお金をかけずにロマンチックな効果を上げようとする。同時に、感情面のニーズをより重視して、バレンタインデーにはパートナーと一緒にいることが最良のプレゼントになると考えている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月14日