運(yùn)動が體にいいことは誰もが理解しているが、日々の運(yùn)動の目標(biāo)さえクリアしていれば、それで問題ないのかというとそういう訳ではない。なぜなら「じっとしていること」が運(yùn)動効果を大幅に低下させてしまうからだ。北京市疾病予防コントロールセンターの専門家は、「こまめに動くこととじっとしている時間を減らすことは、どちらも同じくらい重要」と人々に注意を呼びかけている。北京青年報が伝えた。
〇萬人共通の「運(yùn)動公式」
成人について、身體的條件が許せば、どのような種類でも運(yùn)動は行うべきとしている。世界保健機(jī)関(WHO)は、「中程度の有酸素運(yùn)動を週に最低150分から300分間、あるいは高強(qiáng)度の有酸素運(yùn)動を週に最低75分から150分間、あるいは中強(qiáng)度と高強(qiáng)度の有酸素運(yùn)動を組み合わせ、同じ時間行うこと」を推奨している。
週に2日以上、あるいは隔日、高強(qiáng)度以上のレジスタンス運(yùn)動をすると、筋肉が強(qiáng)化され、あらゆる主要な筋肉群を鍛えることができる。
〇12時間、運(yùn)動せず座りっぱなしだと、運(yùn)動効果は全て消滅
1日24時間のうち、睡眠時間を除くと、私たちには約16時間の活動時間があり、毎日30分間の中程度あるいは高強(qiáng)度の運(yùn)動を行うとする。そして、殘った15時間半の間、リラックスして動かず座って過ごしていると、身體にどんなことが起こるのだろうか?
中程度あるいは高強(qiáng)度の運(yùn)動によってもたらされる健康効果は、長い間動かない狀態(tài)による影響を受けることが、研究から判明している。極端な場合、1日のうち座っている時間が11、12時間に及んだ場合、中程度あるいは高強(qiáng)度の運(yùn)動による健康効果は、弱まるもしくは完全に相殺される恐れもあるという。
このことから北京市疾病予防コントロールセンターの専門家は、「『規(guī)則的に運(yùn)動するかどうか』と『長時間動かず座り続けるかどうか』は、両方とも等しく重要であり、日々の行動プランを練る上で、いずれも検討すべき重要事項である」と市民に注意を呼びかけている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月28日