2月23日、巡回保護(hù)スタッフの郎輝さん(左)と徐衍春さんがモニタリング用カメラを調(diào)整する様子。
吉林省琿春市では、冬になると山林が靜寂に包まれる。東北虎豹國家公園の琿春市林業(yè)局巡回保護(hù)チームのスタッフの徐衍春さん、黃幸運(yùn)さん、王俊江さん、郎輝さんは、毎日欠かさず公園に入り、徒歩で數(shù)キロメートル移動(dòng)して巡回保護(hù)活動(dòng)を行う。動(dòng)物をつかまえるため違法に設(shè)置されたわなを撤去することもあれば、野生の東北虎(アムールトラ)や東北豹(アムールヒョウ)が殘した痕跡を追いかけることもあり、痕跡には「大型貓科動(dòng)物」のふんも含まれる。新華網(wǎng)が伝えた。
ふんは野生動(dòng)物が巡回保護(hù)スタッフに殘した特別な「手紙」のようなもので、ここから野生の東北虎?東北豹の遺伝子、年齢、性別、體の狀態(tài)などの情報(bào)を得られる可能性があり、科學(xué)研究で非常に高い価値があるものだ。ふんのサンプルはスタッフから見ると「寶物」で、スタッフには「糞処理係」のニックネームがある。
同公園は2017年に試行事業(yè)が始まり、21年に正式に設(shè)立された。吉林省と黒竜江省にまたがり、総面積1萬4千平方メートルに及ぶ同公園では、野生の東北虎?東北豹の頭數(shù)が試行事業(yè)が始まった當(dāng)初の27頭?42頭から、現(xiàn)在は50頭?60頭へとそれぞれ増加した。モニタリングで確認(rèn)された赤ちゃん虎は10頭以上、赤ちゃん豹は7頭以上おり、中國內(nèi)陸部へ生息域を広げる動(dòng)きも確認(rèn)され、「野生の東北虎は中國では絶滅しかかっている」との見方を覆した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月26日