高楽雅珈琲食品(天津)有限公司がこのほど設(shè)立された。同社は包子(パオズ、肉まん)で有名な天津狗不理食品股份有限公司の100%出資子會(huì)社だ。
このほどのメディア報(bào)道によれば、2015年に狗不理食品股份有限公司の親會(huì)社である天津狗不理集団股份有限公司が、オーストラリアでトップのコーヒーチェーン「グロリアジーンズコーヒー」の中國におけるブランド永久使用権を3千萬元(1元は約18.1円)で買収した。コーヒーブランドを買収した狙いは多様化した発展にあり、コーヒー分野での利益で「老舗ブランド」を強(qiáng)化するとしていた。
グロリアジーンズコーヒーは1979年に米國?シカゴで誕生し、オーストラリアで発展を遂げ、現(xiàn)在はオーストラリア最大のコーヒーチェーンブランドに成長(zhǎng)しており、世界5大コーヒーチェーンブランドの1つでもある。
グロリアジーンズコーヒーには高いブランド力があるが、中國市場(chǎng)での知名度は米スターバックスや英コスタコーヒーなどのライバルブランド、中國発の瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)などの新興コーヒーブランドにはるかに及ばない。
中國の飲食品ブランドである狗不理が展開するグロリアジーンズコーヒーが、中國風(fēng)のフードと西洋風(fēng)とドリンクを融合させ、「楽しく話をしながら包子を片手にコーヒーを飲む」というスタイルをユーザーの間で新たなトレンドとして確立できるか、それともコーヒー市場(chǎng)の混戦に巻き込まれることになるのかは、しばらく様子を見る必要があるだろう。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月24日