中國(guó)の珈琲チェーン「瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)」は24日に2021年度決算を発表した。それによると、純収入は前年比97.5%増の79億6500萬(wàn)元(1元は約19.3円)に上り、ほぼ倍増を達(dá)成した。一方で、店舗數(shù)が21年末時(shí)點(diǎn)で6024店に達(dá)して、スターバックスの中國(guó)國(guó)內(nèi)店舗の5557店を上回ったという數(shù)字もある。先に粉飾決算により米國(guó)での上場(chǎng)廃止に追い込まれた瑞幸珈琲が店舗數(shù)でスタバを抜いたことが話題になり、検索ランキングを賑わしている?!赋啥忌虉?bào)」が伝えた。
同決算によると、21年の直営店の収入は同78.3%増の61億9300萬(wàn)元、フランチャイズ店の収入は同312.5%増の13億600萬(wàn)元だった。
瑞幸珈琲の郭謹(jǐn)一會(huì)長(zhǎng)兼最高経営責(zé)任者(CEO)は、「第4四半期(2021年10-12月)と2021年度の瑞幸珈琲は全體として『力強(qiáng)い動(dòng)きを見(jiàn)せた』。中でも第4四半期は新規(guī)開設(shè)店舗が350店を超え、これは瑞幸珈琲を中國(guó)最大の珈琲チェーンの一つとしての地位にとどめている」と述べた。
しかし瑞幸珈琲がまだ赤字であることには注意が必要だ。決算のデータを見(jiàn)ると、21年の米國(guó)會(huì)計(jì)基準(zhǔn)(GAAP)に基づいて計(jì)算した経営損失は5億3900萬(wàn)元、一般に公正妥當(dāng)と認(rèn)められる企業(yè)會(huì)計(jì)の基準(zhǔn)(Non-GAAP)に基づいて計(jì)算した経営損失は2億3600萬(wàn)元となっている。
中國(guó)國(guó)內(nèi)の多くの企業(yè)がひしめき合うコーヒー市場(chǎng)の競(jìng)爭(zhēng)の中で、瑞幸コーヒーと真正面からぶつかるミドルクラスコーヒーブランドが次々に登場(chǎng)している。瑞幸コーヒーが22年も21年と同じような目を見(jiàn)張る決算を達(dá)成するのは、決して容易なことではない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年3月28日