8年にわたり50萬人の學(xué)生たちに英語を教えてきたという董宇輝先生が、商品を紹介しながら、英語で由來を説明している。
ライブコマースで商品を販売しながら英語も教えてくれる。こんな新しいスタイルのライブコマースの人気に火が付いた。學(xué)習(xí)交流プラットフォームの新東方が手がけるライブコマーススタジオ「東方甄選」が提供するサービスだ。
6月10日、同スタジオでは、パーソナリティが片方の手にマーカーペン、片方の手にホワイトボードを持ち、ザリガニを売りながら、ザリガニの英語表記をボードに書いていた。午後10時50分には、ショート動畫共有アプリ「抖音(TikTok)」のライブコマース人気ランキング3位に入ったという。
同スタジオのコメント欄を見ると、「スタジオにアクセスした時は、新東方が提供するレッスンだと思っていたが、しばらくすると商品を売っていることがわかって、ものすごくワクワクした」、「無料の英語レッスンが目當(dāng)てで來た」、「ライブコマースのスタジオで英語が學(xué)べる日が來るなんて考えもしなかった」といった率直な感想があふれていた。
ライブコマースのモデルチェンジに乗り出した當(dāng)初、「東方甄選」は真の意味で「枠を破った」とは言えなかった。今年6月になると、「新東方スタジオチーム」が登場し、パーソナリティたちがスタジオで人生やチャンス、詩や理想について語り、標(biāo)準(zhǔn)的な英語の発音でシェークスピアのソネットを朗読し、英語を教えながら商品を売り、瞬く間に多くのファンが付いた。ネットユーザーたちは、「これこそトップ?オブ?ライブコマース」と言う。
同スタジオのコメント欄には、「授業(yè)を受けている」多くのネットユーザーの聲が寄せられる?!赣⒄Zはわからないけど、買いたいと思う」、「こんなにたくさん英語を勉強できて、何も買わないのは申し訳ない」、「先生の話す英語を聞きたい」などだ。
12日の原稿執(zhí)筆時點で、同スタジオには290萬人のフォロワーがいる。それに対し、6月1日にはまだ100萬人にも屆いていなかった。この情報を受けて、アフターマーケットも急速にヒートアップしており、10日には香港証券取引所の新東方オンラインの終値が39.37%上昇し、米國市場での新東方の終値も10.12%上昇した。
なぜライブコマースのスタジオが突然人気になったのか?
マルチチャンネルネットワーク(MCN)機関の責(zé)任者によると、「現(xiàn)在、ネットワークのライブコマースは軽薄なムードが広がり、低俗で笑いを取るだけのものがはびこっている。そんな中、知識の蓄積があり、話すのが上手な新東方の教師とライブコマースが結(jié)びついた時、人々はこれまでと違ったものを體験できるようになった?!亥啸ぅ辚螗毪违楗ぅ芝偿蕞`ス』が勝利したというより、知的なライブコマースが勝ったと言った方がいい」という。
もう一つの重要な原因は、このスタジオが適切な消費シーンと商品を探り當(dāng)てたことだ。開始早々は、いわゆる「高品質(zhì)路線」を歩み、取り扱う商品は決して安くなかった。これは當(dāng)時の他のライブコマーススタジオで流行していた「○○の最低価格」路線とは完全に別方向だった。しかし今では、これまでの選りすぐり商品戦略を改め、より多様で、より身近で、よりコストパフォーマンスの高い商品を扱っている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月14日