四川省楽山市はここ連日熱波に襲われ、雨も少なく、気象的干ばつが日に日に深刻化している。そんな中、あるネットユーザーが世界遺産「楽山大仏」の2020年8月18日と今月18日の比較寫真を投稿した。楽山大仏は、長(zhǎng)江の支流である三江（岷江、大渡河、青衣江）が合流する地點(diǎn)にある。

楽山大仏景勝地管理委員會(huì)によると、今月18日12時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、川の水位は標(biāo)高354.20メートルと、過(guò)去の同期の平均水位よりも1.69メートル低くなっている。また、2020年8月18日に発生した記録的な増水時(shí)と比べると10.53メートルも低くなっている。

今月18日に撮影した楽山大仏。（畫像は呉蕓氏が提供）

2020年8月18日に撮影した楽山大仏。増水で足元まで水が達(dá)している。（撮影?孔勝）

住民への電力供給優(yōu)先で楽山大仏のナイトツアーが一時(shí)停止

四川楽山大仏旅游有限公司は今月19日から、凌雲(yún)山と三江のナイトツアーを一時(shí)停止すると発表した。

ライトアップされた楽山大仏（資料寫真）

三江の夜景（資料寫真）

同社は、「7月以來(lái)、広範(fàn)囲で長(zhǎng)期間にわたり極端な高溫、気象的干ばつが続いており、社會(huì)の電力需要が急速に高まっている。市民向けの電力供給を優(yōu)先する精神を貫き、住民が利用する電力を全力で確保すべく、8月19日から凌雲(yún)山や三江のナイトツアーを一時(shí)停止した。再開時(shí)期については別途通知する」と説明している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月22日