このほど陝西省渭南市のある女性が結(jié)婚式を行った際、その家族が嫁入り道具として無形文化遺産の「花饃」（飾り蒸しパン）を準(zhǔn)備した。結(jié)婚式に參加した親戚によると、新婦は渭南市合陽県の出身で、合陽花饃は伝統(tǒng)的な無形文化遺産だということだが、その親戚自身もこれほど艶やかな花饃は初めて見たという。その親戚が幼かった頃にも、人々は贈(zèng)答品として花饃を贈(zèng)り合っていたということで、シンプルだが素樸な味わいだったという。手間暇をかけた花饃はその贈(zèng)り主からの気持ちを表現(xiàn)しているため、親戚は、「嫁入り道具の花饃は溢れんばかりの新郎新婦への祝福の気持ちが表れている」とした。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月3日