中國人科學(xué)者が初めて命名した類人猿である「天行長臂猿(スカイウォーカー?フーロックテナガザル)」は中國では、雲(yún)南省徳宏傣(タイ)族景頗(チンポー)族自治州と保山市のごく一部にしか生息しておらず、その個(gè)體數(shù)も計(jì)150匹未満と、ジャイアントパンダの10分の1にも満たない。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
10月24日の「國際テナガザルの日」を記念し、ここでは近年、撮影された映像資料を通じて、ミステリアスな天行長臂猿に対する知識(shí)を深めていこう。
天行長臂猿は、2017年1月に、中國人科學(xué)者?范朋飛教授率いるチームが、「天行健、君子以自強(qiáng)不息(天地の運(yùn)行がすこやかであるように、君子も自ら努め勵(lì)み怠ることはない)」という中國の言葉から「天行長臂猿」と正式に命名した。成獣の天行長臂猿の體長は60‐90センチで、両腕は橫に伸ばすと身長の約2倍に相當(dāng)し、とても長い。食性は雑食で、花や木の実、果実、葉などを食べる。なかでも果実が50%以上を占めている。雄の成獣の體毛は黒く、雌は黃褐色で、一夫一妻制となっている。幼獣は1歳半になるまで、母親に抱かれた狀態(tài)で活動(dòng)し、雄も雌も體毛は母親の色に似ている。6‐7歳になると、雄の色は少しずつ黒く変わるのに対して、雌のほうは変わることがない。またその繁殖力は弱く、出産は4‐5年にわずか1回となっている。
徳宏傣族景頗族自治州にある雲(yún)南銅壁関省級(jí)自然保護(hù)區(qū)管理保護(hù)局は、天行長臂猿の主な生息地の一つだ。同局の職員によると、調(diào)査と個(gè)體群の構(gòu)造の確認(rèn)を経て、同州には約85匹が生息していることが分かっている。同局は2019年以來、天行長臂猿の主な生息地をパトロールしてモニタリングや保護(hù)を行う専門知識(shí)を備えたチームを立ち上げ、育成しており、保護(hù)區(qū)內(nèi)の全ての群れや単獨(dú)行動(dòng)する個(gè)體のリアルタイムモニタリングを展開し続けている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月24日