優(yōu)雅な白いハクチョウが悠然と水辺に遊び、息を吞むような秋の景色が広がるバヤンブラク濕地(撮影?依力達爾·依明)。
9月になると、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)和靜県巴音布魯克(バヤンブラク)國家級自然保護區(qū)では、野生のハクチョウ約1萬羽が「集結の號令」を掛ける鳴き聲が響き、成鳥が見守る中、幼鳥が飛ぶ練習を始める。そしてハクチョウの群れが南へと移動を始める時期がまもなくやってくることになる。中國新聞網が報じた。
優(yōu)雅な白いハクチョウが悠然と水辺に遊び、息を吞むような秋の景色が広がるバヤンブラク濕地(撮影?依力達爾·依明)。
和靜県バヤンブラク國家級自然保護區(qū)管理局中心管理保護所の玉素甫·熱合曼所長によると、保護區(qū)には現(xiàn)在、約3000羽の幼鳥がいる。ハクチョウは現(xiàn)在、10月初めに繁殖地から離れて南へと移動して越冬するための準備を整えている。同所は現(xiàn)在、湖を管理?保護するための日々のパトロールを強化し、人為的な妨害を最大限減らし、ハクチョウが飛去するための優(yōu)れた環(huán)境作りに取り組んでいる。
優(yōu)雅な白いハクチョウが悠然と水辺に遊び、息を吞むような秋の景色が広がるバヤンブラク濕地(撮影?依力達爾·依明)。
和靜県バヤンブラク濕地は、天山の南のふもとに位置し、標高は平均2500メートル、総面積は約2萬3000平方キロとなっている。毎年3月中旬から4月初めにかけて、約1萬羽の野生のハクチョウがバヤンブラク國家級自然保護區(qū)に飛來し、約半年滯在して、10-11月に再び飛去していく。(編集KN)
パトロール中に望遠鏡でハクチョウを観察する保護區(qū)職員(撮影?依力達爾·依明)。
「人民網日本語版」2022年9月13日