一年の中で最も暑い時(shí)期である「三伏」が今月24日に終わった。今年の「三伏（7月16日‐8月24日）」を振り返ると、「異常な暑さ」という言葉がぴったりだった。中國(guó)中央気象臺(tái)は35日連続で高溫警報(bào)を発令し、過(guò)去最長(zhǎng)記録を塗り替えた。また、四川省や重慶市では「気溫40度」以上が「日常茶飯事」となり、最高気溫は新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)吐魯番（トルファン）地區(qū)に匹敵するほどだった。長(zhǎng)江流域では、出水期にもかかわらず水が枯渇するという珍しい現(xiàn)象が起きた。ようやく「三伏」が終わったが、最も暑い時(shí)期は本當(dāng)に過(guò)ぎ去ったのだろうか？

四川省?重慶では今月末に暑さ解消へ 北方エリアは秋の気配

今後一週間、北の寒気と南の臺(tái)風(fēng)に挾まれ、亜熱帯高気圧が東から南へ移動(dòng)し、その強(qiáng)度もやや弱まる見(jiàn)込みだ。つまり、中國(guó)南方エリアを長(zhǎng)期間襲った熱波は最終段階に入っていることを示している。

「三伏」が終わり、北方エリアでは爽やかな秋の気配が漂い始めている。26日の北京を例にすると、晝と夜の気溫の差が13度に達(dá)し、夜には少し肌寒く感じることもあった。また、日曜日（28日）の最高気溫は23度ほどまでしか上がらない予想となっている。

ただ、中央気象臺(tái)の公式サイトによると、四川盆地や江南エリアでは、この先3日間も暑さが続きそうだ。その他、華西エリアでは秋雨前線(xiàn)の影響が出始めるため、四川盆地や陝西省中?南部などでは、川の水位が急に上昇することにも注意が必要だ。

今年の「三伏」はどれほど暑かった？300ヶ所以上で過(guò)去最高気溫更新

では、今年の「三伏」はどれほど暑かったのだろうか？「三伏」の期間に中國(guó)全土の全ての國(guó)家級(jí)気象観測(cè)ポイントで観測(cè)された最高気溫を見(jiàn)ると、計(jì)300ポイント以上が過(guò)去最高気溫を塗り替えている。それら観測(cè)ポイントは主に四川省や重慶市、浙江省、江蘇省、湖北省、湖南省、江西省、福建省などに集中しているほか、青海省、西蔵(チベット)自治區(qū)の一部の観測(cè)ポイントでも最高気溫が塗り替えられた。

省都級(jí)都市の猛暑日數(shù)ランキングを見(jiàn)ると、トップ10は全て南方エリアの都市となっている。トップは福州市で、40日間のうち38日の最高気溫が35度以上。2位は杭州市と南昌市で、猛暑日は37日に達(dá)した。4位の重慶市の猛暑日數(shù)は34日だったものの、うち18日間の最高気溫が40度以上と、猛烈な暑さに襲われたことが分かる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月26日