現(xiàn)在、サルノコシカケ科に屬するキノコの一種である「霊芝」がシーズンを迎えており、その菌傘にある粉末狀の物質(zhì)「霊芝胞子粉」を収穫するベストシーズンにもなっている。西蔵(チベット)自治區(qū)林芝(ニンティ)市米林県紅太陽(yáng)科技モデル家庭農(nóng)場(chǎng)ではこのほど、栽培農(nóng)家たちが霊芝胞子粉の収穫に勤しんでいた。同農(nóng)場(chǎng)にとって、霊芝の栽培は新たな産業(yè)となっている。人民網(wǎng)が伝えた。
霊芝を栽培するビニールハウスに足を踏み入れると、大小さまざまな形をした霊芝がすくすくと育っていた。スタッフは摘み取った霊芝を手に取り、刷毛で霊芝のひだの表面をそっと掃くようにして霊芝胞子粉を収穫していた。また一部の霊芝からはすでに弾けた胞子が落ちて、ビニール膜を覆いつくしており、ハウス全體に目を向けると、あたり一面がコーヒー色に染まり、霊芝特有の香りを漂わせていた。これらの霊芝は地元の人々に新しく著実な富を築くための道をも指し示している。
同農(nóng)場(chǎng)は、雅魯蔵布江(ヤルンツァンポ川)流域に位置する優(yōu)位性と、青蔵(チベット)高原の気候的な特徴を活用し、森林資源を利用した栽培業(yè)などによる「林下経済」を大々的に発展させ、産業(yè)チェーンを拡大し、付加価値を向上させるといった産業(yè)の発展を通じて、地元農(nóng)民の雇用をけん引している。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月16日