5月下旬に入り、雲(yún)南省紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州金平県馬鞍底郷の中國?紅河蝴蝶谷では、大規(guī)模な蝶の羽化が始まっている。約8千萬羽から1億羽の蝶が羽化して集まり、竹林の間を縫うように、あるいは草の上をひらひらと飛び回る壯観なシーンが広がっている。人民網(wǎng)が報じた。
馬鞍底郷は、郷內(nèi)の標(biāo)高差が大きく、複數(shù)の気候が混在しており、森林資源が豊かで降水量が多く、原始的な森林がほぼ完全な狀態(tài)で広範(fàn)囲にわたって殘されていることから、すべての生物の成長や繁殖に優(yōu)位な自然條件が備わっている。蝶についても、ヤモンチョウを中心に、ジャノメチョウやコノハチョウ、ナガサキアゲハがグループを形成しており、「中國の蝶の谷」と呼ばれている。
金平県文化?観光局蝴蝶谷博物館の楊鎮(zhèn)文館長は、「今年の蝶の羽化は、今月25日から31日にピークを迎え、6月1日ごろから減少に転じ、見ごろは6月25日ごろまで続くだろう」と予想している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年5月26日