中國青年エスペラント協(xié)會が主催する第32回「アジア青年エスペラント総會」が20日から22日まで、北京で開催された。日本、韓國、ベトナム、イタリア、ネパール、モンゴル、中國から若者60人以上が出席した。人民網(wǎng)が23日付で伝えた。

　エスペラントをご存じだろうか？その母語の國をご存じだろうか？エスペラントと聞き、英語、中國語、ドイツ語、日本語のほかに「世界語」（エスペラントの中國語訳）が意外にも存在する、と思う方もいるかもしれない。

　エスペラントは1887年、ポーランドの眼科醫(yī)?ザメンホフがその基礎(chǔ)を考案、現(xiàn)在では世界で最も広く使用されている人工言語。20世紀(jì)初頭にロシア商人、日本?西洋から帰國した留學(xué)生から中國に伝わった。エスペラント伝來は蔡元培、魯迅、胡愈之、巴金、陳獨(dú)秀らの賛同と支持を得、その後の文化運(yùn)動、民族解放運(yùn)動の発展に貢獻(xiàn)した。アジアでは、日本で最も深く広く普及している。

　會場となった中國外國局創(chuàng)意文化広場では21日夜、エスペラントを愛好する若者が集まり、その熱意を語り合った。中國人女性グループに惹かれた記者が取材すると山東省の大學(xué)、棗荘學(xué)院の學(xué)生で、エスペラントの教師と一緒に參加していた?！复髮W(xué)で初めてエスペラントに出逢い、學(xué)ぶ過程で興味が深まった。自由と平和が感じられ、相互理解と尊重を?qū)Wんだ。エスペラントはどの國、どの民族にも屬さない世界の言葉」とその魅力を熱く語った。

　エスペラントを愛する若者たちは気軽に、発音や表現(xiàn)がぎこちなくても臆することなく、熱心に交流した。ゲームが催されると會場のムードは盛り上がり、また各國のエスペラント愛好者が鮮やかなパフォーマンスを披露した。中國の若者グループがエスペラントで日本の歌謡曲「北國の春」を合唱し、參加者らは「平和と愛」のエスペラントの魅力を感じた。（編集HT）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月24日