中國老年學(xué)學(xué)會は24日、広西チワン族自治區(qū)の鳳山県に、「中國長壽の郷」の稱號を授與した。今月13日には、同自治區(qū)の陽朔県が同稱號を授與され、同稱號を受けた同自治區(qū)の地域はこれで14カ所と、中國全土でトップになった。
中國老年學(xué)學(xué)會は今年7月、同稱號の評定基準(zhǔn)に関して、経済や社會、文化、自然環(huán)境などの指標(biāo)を參考にするほか、100歳以上の高齢者が総人口に占める割合を10萬人に7人から10萬人に10人に引き上げるとした。以前よりも高い基準(zhǔn)の下で、鳳山県と陽朔県は同稱號を授與されたのだ。これまで、同自治區(qū)の巴馬瑤族自治県、永福県、東興市、昭平県、岑溪市、金秀瑤族自治県、上林県、凌雲(yún)県、容県、扶綏県、東蘭県、蒙山県が同稱號を授與されていた。
2012年12月31日の時點(diǎn)で、鳳山県には100歳以上の高齢者が69人おり、総人口に占める割合は、10萬人に33.03人となった。一方、陽朔県には100歳以上の高齢者が43人おり、総人口31萬7600人に占める割合は、10萬人に13.53人となっている。
現(xiàn)在、中國でも高齢化が進(jìn)み、健康や長壽が話題になり、同自治區(qū)の長壽の秘密に注目が集まっている。例えば巴馬瑤族自治県には毎年、冬になると中國北方地方に住む多くの高齢者が避寒にやって來る。
同自治區(qū)は、山や水などの自然に恵まれ、素樸な民間の風(fēng)習(xí)や健康的な食習(xí)慣などが長壽の源とされている。中國老年學(xué)學(xué)會の趙寶華?常務(wù)副會長は、「長壽は1つの要素だけに左右されるものではなく、遺伝や生態(tài)環(huán)境、ライフスタイルなどさまざまな要素の影響を受ける。とりわけ恵まれた生態(tài)環(huán)境や科學(xué)的かつ合理的なライフスタイル、素樸な民間の風(fēng)習(xí)などが同自治區(qū)の長壽の源で、現(xiàn)地の経済発展や社會保障體系も高齢者が健康で、長生きできる環(huán)境を作っている」と分析している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月26日
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