ウォールマートが安価なキツネの肉を牛肉やロバ肉の加工食品として販売していたという報(bào)道について、ウォールマートは23日、謝罪の聲明を記者を通じて発表した。聲明によると、問(wèn)題の商品は北京の店舗では販売されていない?！妇┤A時(shí)報(bào)」が伝えた。

　報(bào)道によると、済南市の王さんが現(xiàn)地のウォールマートで牛肉とロバ肉の加工食品を購(gòu)入した。山東省産という包裝がされたこの食品を食べたところ、味や色がおかしいと思った王さんはこの食品の殘りを権威のある検査機(jī)関に送って、関連する検査を頼んだ。このうち「ロバ肉」の表示があった食品については、ロバ肉とカモ肉の成分が検出されなかった代わりに、キツネ肉の成分が検出されたという。キツネは毛皮は高価だが、肉は匂いがきついため金にならない。キツネ養(yǎng)殖農(nóng)家によると、特殊処理によって匂いを取ったキツネ肉を買う専門(mén)の業(yè)者がおり、売り値は最低で500グラム1元（約17円）だという。

　消費(fèi)者に対する詐欺の容疑もあるこの問(wèn)題についてウォールマートは23日、事件がもたらした混亂に対して謝罪を示した。商品は問(wèn)題発覚後、すぐに売場(chǎng)から撤去され、密封保存の狀態(tài)にあるという。

　ウォールマートによると、問(wèn)題の商品を作ったのは徳州市福聚徳食品有限公司、取扱業(yè)者となっているのは済南哲昱経貿(mào)有限公司。両社とも認(rèn)可を受けた會(huì)社である。ウォールマートはこのメーカーとの協(xié)力をすでに停止している。今後は、工商部門(mén)と協(xié)力して事件を調(diào)査し、関係者の責(zé)任を法的に追及し、検査結(jié)果によって今後の対応を決める構(gòu)えだ。

　ウォールマートの聲明によると、問(wèn)題の偽裝肉は北京の店舗では販売されていない。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2013年12月25日