第2回國家サイバーセキュリティ宣伝ウィークで発表された調(diào)査報告によると、中國における青少年のネット利用者のうち、「インターネットに非常に依存している」あるいは「まあまあ依存している」と答えた人の割合は58.4％、「ネット上の情報を信用している」とした人は60.1％、「中國のインターネット環(huán)境は安全」と考えている人は54.6％と、いずれもネット利用者全體のレベルを上回った。2014年12月末の時點で、中國の青少年ネット利用者數(shù)は2億7700萬人に達(dá)し、ネット利用者総數(shù)の42.7％を占めた。京華時報が伝えた。

中國インターネット情報センターが取りまとめた同報告によると、青少年は、「年齢的に若い」「見聞が狹い」「ネット上の情報に対する信用度が高い」「情報の真?zhèn)韦蛞姌Oめる能力が低い」「サイバーセキュリティ問題に対する警戒意識に乏しい」「自己防衛(wèi)能力が低い」などの特徴から、サイバーセキュリティに絡(luò)む問題に巻き込まれた場合、年長者に比べより深刻なダメージを受ける傾向がある。

中國インターネット情報センターの劉氷?副センター長は、「青少年をめぐるサイバーセキュリティ問題は、単純なネット関連問題ではなく、単純な青少年関連問題でもない。各方面が深く関わることなしには、解決できない奧深い問題だ」と指摘した。

中國工業(yè)?情報化部（?。﹤阆陇违单ぅ些`?情報セキュリティ研究部門でシニア技師を務(wù)める張慧敏氏は、「多くの先進(jìn)國では、ここ數(shù)年、青少年に対するサイバーセキュリティ意識を高める教育を、國家サイバーセキュリティ戦略の重要內(nèi)容に組み込み、青少年の意識を高めることが、社會全體のサイバーセキュリティ意識を高める上で重要な役割を果たすことを強(qiáng)調(diào)している。米國?日本?ドイツなどはいずれも、青少年を?qū)澫螭趣筏骏单ぅ些`セキュリティ関連法を制定している」と述べた。

北京郵電大學(xué)インターネット管理?法律研究センターの李欲暁?センター長は、「インターネット環(huán)境のもとで青少年が備えるべき対応力、生存能力、成長力を育てることは、サイバーセキュリティ教育にとって重要な出発點である。これらの能力は、中國におけるインターネット発展の現(xiàn)実的なニーズであり、今後中華民族が備えるべき能力でもある」とコメントした。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月8日