Q:中日関係が悪いと感じるようになったのはいつか?
中學(xué)生のころだと思う。當(dāng)時(shí)は小泉內(nèi)閣で、靖國(guó)神社の問(wèn)題をめぐって、メディアが、食品問(wèn)題や環(huán)境問(wèn)題など、中國(guó)に対してマイナスのイメージを抱かせる報(bào)道をたくさんしていた。メディアでは、中國(guó)の悪いニュースしか見(jiàn)ないため、偏見(jiàn)を抱くようになった。その後、中國(guó)に行く機(jī)會(huì)があり、現(xiàn)実は異なることを知った。
Q:中國(guó)に行ったのは旅行だったか?自分の目で中國(guó)を見(jiàn)てどのように感じたか?
旅行だけでなく、2011年には、交換留學(xué)で復(fù)旦大學(xué)(上海)に通うことになり、中國(guó)に1年滯在した。その時(shí)、本當(dāng)の中國(guó)や中國(guó)人に觸れ、メディアで報(bào)道されているのとは大きく異なることに少しずつ気付くようになった。中國(guó)人の性格はとても明るく、交流しやすい。ある時(shí)、地下鉄で本を見(jiàn)ながら中國(guó)語(yǔ)の勉強(qiáng)をしていたら、隣に座っていたおばあさんに「日本人じゃない?」と聞かれた。似たような経験がたくさんある。例えば、タクシーに乗ると、すぐに「日本人?」と聞かれ、その後もずっとしゃべっていた。中國(guó)人は交流欲がとても強(qiáng)いと思う。貴ぶべき性格。一方の日本人の性格は內(nèi)向的でおとなしい。
Q:「交流」という言葉が出たが、近年、中日の友好団體が「対話」などの、交流活動(dòng)を數(shù)多く行ってきた。それでも、中日関係はあまり改善されていないことについて、どう思うか?
私の言った「交流」とは、決して「形式」のようなものではなく、私のような庶民である中國(guó)人と日本人が話をすること。例えば、さっき話した地下鉄やタクシーでのエピソードのような。タブーを打ち破り、相手を否定するのではなく、意見(jiàn)を交換することが、今特に必要だと思う。現(xiàn)在、中日両國(guó)が最も必要としているのは、個(gè)人と個(gè)人という最もシンプルな交流の機(jī)會(huì)をできるだけ多く作ることだと思う。
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