【新華國際東京駐在記者の藍(lán)建中さん】
木村さんの考え方は、溫和である日本人の一般的な見方。保守的勢力のように侵略戦爭を美化することもないが、戦爭の真相に迫ろうともしない。今の多くの若者にとって、戦爭は既に昔のことで、自分とは関係がない。戦後に生まれた世代の多くは、戦爭についてぼんやりとしか知らない。
日本には、「臭い物にふたをする」ということわざがある。戦爭のことを話題にすると、日本人は通常、嫌がる。日本の多くの平和的勢力も戦爭は非常に殘忍で、絶対に再び起こしてはいけないと考えている。しかし、そのような考えは、自身の被害體験に基づいており、日本が起こした侵略戦爭に対する反省からではない。
戦後70年間、日本社會で、戦爭に対する共通の認(rèn)識が形成されることはなかった。つまり、集団的反省もない。また、日本社會が日に日に保守化している今、戦爭を美化する傾向が一層強(qiáng)まっている。中日において、歴史に対する認(rèn)識が違うというのは、おそらく今後も避けられないだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月14日
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